- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県木祖村
- 広報紙名 : 広報きそ 389号(令和7年4月10日発行)
令和7年度の木祖村当初予算が木祖村議会3月会議で可決されました。
令和7年度木祖村一般会計及び特別会計の合計額は35億9,701万円となり、予算規模としては前年度と比較し9.3%(3億644万円)の増加となり、大幅な増額となりました。
簡易水道事業会計は、新薮原浄水場建設本体工事の完了により資本的収支が大幅に減少しました。
下水道事業会計は、維持管理業務が主ですが宮沢川改修工事に伴う下水道管布設替え工事により資本的支出が増加しました。
本年度は、第5次総合計画の施策大綱の推進を基本とし、『第2次木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略』各事業の検証を踏まえ、基本施策の積極的な推進に特に重点を置くとともに連合自治会や行政懇談会等における意見を踏まえ必要な事業を行う予算としています。
各会計の状況について、一般会計は、昨年の人事院勧告による人件費の増額及び行政システム標準化による管理コストなどの経常的な経費の増及びスキー場に対する設備費などにより、令和6年度と比較して3億3,616万円(11.5%)の大幅な増額予算となりました。
国民健康保険特別会計は一般保険者において社保加入者の増加や、団塊世代の後期高齢者医療制度への加入により減少見込みとなっています。また、医療給付費も令和6年度と令和5年度を比較し一人当たり医療費が減少する見込みのため、令和7年度も減少の見込みにより令和6年度と比較して3,195万円(10.1%)減額となりました。
後期高齢者医療制度特別会計は団塊世代の加入や医療費の増加により令和6年度と比較して224万円(4.4%)の増額となりました。
簡易水道事業会計は中央監視システム外部接続工事が完成したことから、令和6年度と比較して資本的支出は1億3,632万円(68.3%)の減額となりました。
下水道事業会計は通常の維持管理が主となりますが、宮沢川改修工事に伴う下水道管布設替え工事により、令和6年度と比較して資本的支出は990万円(7.2%)の減額となりました。
■令和7年度予算規模
※端数処理により合計額等が合わない場合があります。