子育て 第4回木祖小、中学校あり方検討会の報告について

■教育委員会事務局より
令和7年6月5日(木)第4回あり方検討会が村民センターにて開催されました。
以下概要を報告します。この会での主な協議内容、意見等は下記のとおりです。

(1)村内保育園、小中学校保護者向けに実施したアンケート結果について報告
・アンケート内容は、「学校の運営形態について」、「校舎のあり方について」、「学びのあり方について」の3点を問い無記名、電子回答による書き込み形式で実施。
・130家庭中67家庭より回答があり、回答率52%。アンケート資料をご覧になりたい方は木祖村ホームページをご覧ください。

(2)アンケート結果のまとめについて出された意見
小学校長:木祖村の学校なので、住民の皆さんが納得した形でこういう学校であってほしいという希望をもとに考えていただくのが一番と思う。
中学校長:それぞれの観点で大切なところが意見として示され今後の学校のあり方を考える上で参考になる。どこから考えて行くのか、どういうステップを踏んでやっていくかが今後大切になる。
保護者:現在、在籍している子ども達の学力定着に不安を感じている。小中一貫校等いろいろ考えられる中でも専科の先生が小中一緒に指導していただけるような形態にできれば学力向上にもつながるのでは。先生方の負担にならないことを第一に考え計画的に進めてほしい。
保護者:アンケート結果からいろんな課題がたくさんあることが分かった。何から進めていけば良いのか、まず何から話し合うかを決めることが難しいと思う。教育の観点からすると保護者が子ども達にどういう学校で、どんな先生に教わりたいのかといった点を踏まえながら決めていくのがいいと思う。
保護者:アンケート結果については充実した内容と思った。保護者が自分事として検討に加わっていけることがありがたいことだと思う。地域との関わりを強くして行った方がいいというアンケート結果には前向きな希望があり良いと思う。今後学校規模観をどの程度に想定するのかという点が大切だと思う。
村長:今後、大まかな進め方として、学びのあり方→運営形態→校舎のあり方という形で進めて行きたいと考えている。将来の子どもの数についてはよく推計、分析して進めることが大事なのでそのようにしていく。

(3)今後の検討会の方向について
教育長:今回のアンケート結果を今後の話し合いの要素にしながら、住民参加型のグループワークを行っていきたい。「学びのあり方…どんな学校を創りたいか」を一つのテーマに住民の方々に集まっていただき進めて行きたい。具体的には住民参加のチラシや広報、LINE等を使って参加を呼びかけながら、人数制限はなく関心があって集まった方で4~5人グループになり意見を出し合い、出された意見をまとめて次回のグループワークに生かすような形で進めて行くとある程度の方向性が見えてくると思う。
村民の皆さんには今後案内するグループワークへの参加についてよろしくお願いします。