子育て [巻頭特集]関のまんなかは「こども・若者」です ~こどもまんなか社会を目指して~(2)

■こどもまんなかせきしを目指して~こどもの権利条例を市民と共に創ります~
こども・若者の権利がしっかりと守られ、誰もが安心して暮らせる社会をつくるためのルールが必要です。そのため市では、「こどもの権利条例」の令和8年度制定を目指しています。この条例ができることで、誰もがこどもの権利をより大切にし、みんなで支え合う温かいまちづくりが一層進んでいきます。

《こどもまんなか社会の実現、こどもの権利条例の制定に向けて、各年代でいまどんなことを思っているのかインタビューしました》
◇こどもと大人が対等に
市が「こどもまんなか社会に向けて取り組む」と表明することで、市内全体でその目的や方法はどうなのか話し合えることが素晴らしいと思っています。
こどもの権利条例ではこどもたちが自分の気持ちを表現しやすい仕組みができたらいいなと思います。こどもと対等の立場で対話する大人が増えてその結果、こどもも大人も誰もが自分の想いを表現し、対話し合いながら自分らしく過ごせる関市になったら嬉しいです。
関市子ども・子育て会議委員 橋本佳奈さん

◇関市の観光PR動画つくりました
関市のことをもっと知ってもらいたくて、5年生の時にみんなで観光PR動画をつくりました。いろんな人に協力してもらったおかげで、私たちだけの特別な動画ができました。みんなの笑顔がたくさん詰まっているので、たくさんの人に見てもらいたいです。動画を作ったときのように、こどもたちが頑張って取り組んでいることを関市に住むみんなが応援して協力してくれるとすごくうれしいです。
桜ケ丘小学校6年 寺倉悠生さん

◇子育て中です
関市がこどもたちのために取り組んでいることをとてもうれしく、頼もしく思います。こどもの権利条例で、こどもたちが成長していく中で未来に希望を持てる社会になることを願っています。
市や地域がこどもたちの明るい未来を支え、希望にあふれた環境づくりを進めてくれることを期待しています。
阿里紗(ありさ)さん・依澄(いすみ)さん

◇選択授業で権利を学んだ
はじめは、こどもまんなか社会やこどもの権利条例のことを全く知りませんでした。勉強していくうちに、こどもたちのために考えてくれる大人がいることを知り、うれしく思いました。条例に携わることができる貴重な機会なので、私たちこどもの立場から意見をたくさん出して、より良い社会になるように、関わっていきたいです。そしてこどもが思ったことを大人に伝えることができ、少しでもその要望が実現できる社会になってほしいと願っています。
関高等学校2年 園田悠斗さん

◇海外研修のために勉強中
私のように夢を持つこどもたちを市が応援し、こどもまんなか社会を目指していることは、とても心強いことだと思います。大人の考えだけでなく、こどもの視点を取り入れて社会を考えることができるのは、関市をよりよい地域に発展させるうえで、とても大切だと感じています。こどもの権利条例でより多くのこどもたちが活躍できる場が増えると思います。
下有知中学校2年 山本瑞姫さん

〈こどもまんなかミーティング〉
◆こどもの権利を考える講演会
映画「みんなの学校」の舞台、大空小学校の初代校長である木村泰子先生を講師に迎え、「こどもまんなか社会」や「こどもの権利」とはどういうものか、こども・若者のために大人はどう関わるべきかなどを考えます。
日時:7月12日(土)午後2時~3時30分
場所:わかくさ・プラザ多目的ホール
定員:350人
参加費:無料
申込方法:二次元コードから事前申込み
申込期限:7月10日(木)まで
※二次元コードは本誌P.5をご覧ください。

〈こどもまんなかミーティング〉
◆高校生・大学生年代による「こどもの権利を考える会」
高校生・大学生の皆さんと一緒に、普段の生活の中にある「こどもの権利」について話し合い、考える機会とします。若者の皆さんの思いを形にし、市民共通の思いとして、そして未来のこどもたちの希望のために一緒に考えましょう。
日時:8月30日(土)午前10時~正午
場所:せきてらす じゆうなひろま
内容:こどもの権利に関するワークショップ、グループ発表
対象:高校生・大学生(市内在住・在学)
申込方法:二次元コードから事前申込み
申込期限:8月15日(金)まで
※二次元コードは本誌P.4をご覧ください。

照会先:子ども家庭課
【電話】23-7119