- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県各務原市
- 広報紙名 : 広報各務原 令和7年4月1日号
■II…住み続けたいまちづくり事業
市人口の社会動態は、全体では転入と転出がおおむね均衡しながら推移しているものの、日本人のみでみると令和元年から転出超過が続いています。市での定住を促すためには、市で暮らすことが身体的・精神的・社会的に幸せな状態(Well-being)となっていることが必要です。
近年では、8050問題、ひきこもり、ヤングケアラーなどの社会問題が、複雑化・複合化していることから、包括的な支援体制を構築しつつ、住み続けたいと思えるまちづくりを進めます。
・かかみがはら支援学校運営事業 2億5,052万円
誰もが住み慣れた地域で安心して学べるよう、知的障がい・肢体不自由・病弱がある児童生徒が小中高一貫で学ぶ事ができる「かかみがはら支援学校」を4月から開校します。
・包括支援体制整備事業 10万円
8050問題など、複合化・複雑化した課題に対応するため、さまざまな支援機関が連携し、包括的な支援を実施できるよう、体制を整備します。
・水質改善対策事業 7億6,510万円
応急対策として活性炭による濃度低減を引き続き行うとともに、中期的対策としてより安全で安心な水道水を安定的に供給するため、令和8年度中の運用開始を目指し、水道では全国で初となるPFAS用の浄水処理施設の整備を着実に推進します。
・まちなかウォーカブル推進事業 那加fromPark構想 867万円
市民公園・学びの森の賑(にぎ)わいを那加商店街まで波及させることを目的に、那加地区でのオープンイベントやスタンプラリーの開催のほか、レンタサイクルなど市民公園周辺賑わい創出の社会実験を実施します。また、那加地区の魅力を周知するための告知板として「那加ビジョンボード」を設置します。