くらし あさけんレポート

■まちなかウォーカブル推進事業
市長 浅野健司

5月11日(日)に、那加公園エリアの魅力を市内外に発信するためのトークイベント「なかなか良い日」の第2回が開催されました。私もゲストとして参加し、那加地区の思い出や、まちに感じる魅力などについて、お話ししました。
このイベントは、市民公園や学びの森の賑(にぎ)わいを、周辺の「那加公園エリア」全体に波及させることを目的とする、まちなかウォーカブル推進事業「那加 from Park 構想」の一環として行われたものです。
国土交通省が創設したまちなかウォーカブル推進事業は、居心地が良く歩きたくなる空間をつくることで、まちに賑わいを創出する事業。那加fromPark構想は、行政だけではなく、都市再生推進法人である株式会社OUR FAVORITE CAPITALと協力し、事業を進めていることが大きな特徴です。官民連携の取組は全国でも稀(まれ)です。
那加from Park構想の核となる事業の1つが、「市民公園周辺地区店舗開業支援事業」です。この事業は、市の補助制度を活用した空き店舗の活用で、昨年度に5店舗が開業しました。現在、4店舗が開業に向けて準備しています。また、エリア内にあった公共施設東亜町会館も、「TOUAMACHI KAIKAN」という複合施設にリノベーションされました。
このTOUAMACHI KAIKANや、新規店舗、空き店舗など11の会場で、24組のトークが行われた第2回「なかなか良い日」には、約450人が参加しました。市内外で活躍されている大勢の方と交流でき、大変楽しいひと時でした。皆さんのつながりによって、那加公園エリアがますます賑わうことに期待が膨らむ一日でした。

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