くらし 今月のキラリさん 市内の輝くみなさんを紹介します

■ニコンプラザ「THE GALLERY」で写真展を開催
小林 淳(こばやし あつし)さん
42歳。一級建築士の資格を持っています。サウナが趣味で、「恵みの湯」に通っています。

◇写真を通して、地域の魅力を多くの人に伝える
カメラメーカーが東京と大阪で運営する、国内屈指の写真展会場「THE GALLERY」。同ギャラリーで、市出身の小林淳さんの写真展「GIFU NIGHTTIME GLOW」が開催されました。
東京での展示が終わり、小林さんは、「岐阜に行ったことがないけど行ってみたくなった。岐阜を旅したような気持ちになった、などのコメントがうれしかった」と、写真展の成功を振り返ります。
小林さんが本格的に写真を撮り始めたのは、お子さんが生まれた13年前。フォトコンテストのチラシを見て、家族の後ろ姿を撮った写真を応募したところ、準グランプリに選出されました。これがきっかけとなり、写真の世界にのめりこんでいきました。
「写真の目的は、記録すること。しかし、芸術として人の心を動かしたり、人に何かを訴えかけることもできる」と、写真が持つ力を話します。地元の風景写真などがSNSで反響を得ると、その魅力が広く伝わり、地域貢献につながると考えました。現在は「写真×地方創生」をテーマに、県内各地で撮影、発信しています。
写真は、天気や気温などの影響を大きく受けます。自分が納得できる写真を撮るまでに、1年以上かかることも。それでも、地域の魅力を多くの人に伝えるため、何度でも現場へ足を運び、シャッターを切り続けます。