くらし 岐南町長・JAぎふ組合長トップ対談〝未来のために学校給食ができること〞

去る3月3日、後藤町長と岩佐哲司JAぎふ組合長のトップ対談が、岐南町役場で行われました。テーマは「未来のために学校給食ができること」。
岐南町は、子ども・子育て支援に力を入れていますが、中でも「学校給食費助成金交付事業(給食費の無償化)」は、その取組を始めてすでに12年になります。この日の給食は、〝ひな祭り〞で〝卒業お祝い〞で〝受験応援給食〞。そして汁物には、有機農産物(にんじん)が使われていました。
和やかな雰囲気の中で、対談は、岐南町の特色の話題から始まりました。

町長:わたしは岐南町で生まれ、育ち、今は子育て当事者ですが、多くの住民の皆さんにも、このまちが子育て支援に手厚いまちであると思っていただいているんじゃないでしょうか。また、岐南町は、どこへ行くのにも便利な、立地に恵まれたまちです。
組合長:そうですね。岐南町はバランスがいいまちだと思います。このまちには「徳田ねぎ」という特産品もあります。交通のアクセスがよいことから、JAのおんさい広場には、愛知県からもお客さんがおみえになります。
町長:人と人が交流し、活気とにぎわいのあるまちです。
組合長:核家族が多く、孤独になりがちですが、子どもたちの成長は、人とのかかわり合いの中ではぐくまれていくものです。JAとしても、そういったことのお手伝いをしていきたいと思っています。JAは食農教育にも取り組んでいます。岐南町の子ども・子育て支援は先進的です。女性の首長になって、ますます前進するだろうと期待しています。給食費の無償化もそのひとつだと思いますが、学校給食は、みんなと一緒に食事をする、子どもたちにとってはとても大切な時間ですよね。食材に安心安全なものを提供するのがJAの仕事です。人の体は、口から入るもので出来ていますから。
町長:おっしゃる通りだと思います。JAさんの取組に期待します。子育てにはお金が掛かります。給食費の無償化は12年目になりますが、これは経済面の支援として継続していきたいと思います。そしてこれからは、子どもたちに直接かかわる支援、例えば、食育につながる給食の質にもこだわっていきたい。地域で楽しく子育てできる環境をさらに整えていきます。
(つづく)

■この対談の続きは、岐阜放送の「めっちゃぎふわかるてれび」で放映されます。
放映日時:4月11日・18日(金) 午後9時5分から
皆さんぜひご覧ください

問合せ:企画広報課
【電話】247-1335