くらし まちの話題いろいろ(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県養老町
- 広報紙名 : 広報養老 2025年3月号
■女性の特性を活かして地域振興の発展を
1月16日(木)に町民会館において、町商工会女性部 創立50周年記念大会が開催され、同部で活躍してきた役員などの表彰やこれまでのあゆみを振り返り、創立から50年の節目を祝いました。北村美幸女性部長はあいさつの中で「コロナ禍でも活動を継続し、こうして50周年を迎えることができ、感謝しています。今後も互いに手を取り合って、明るくいきいきと活動していきたいです」と苦節と感謝、今後の抱負を語りました。
式典の後には株式会社サラダコスモの中田智洋代表取締役による記念講演が行われ、「養老町は水質をはじめとした自然環境がとても良く、風景がとても魅力的なまちだと思います。インフラもどんどん整備され、これからどんどん発展していくと確信しています。町民の皆さまにはこれからもこのまちを大切にしていって欲しいです」と中田さんが自ら感じ、工場を開設するに至った養老町の魅力について語りました。
また、会場には能登半島を支援するために募金箱が設置され、25,143円が義援金として集まり、日本赤十字社を通じて被災地へと届けられました。
■より暮らしやすいまちとなることを願って
健康食品やサプリメントの製造や包装を行っている中日本カプセル株式会社(大垣市)より、企業版ふるさと納税制度を活用して1,000万円を寄附いただきました。
山中利恭(としのり)代表取締役社長が1月14日(火)に川地憲元町長を訪問し、「2012年に養老町一色に養老工場を開設して以来、まちや地域には大変お世話になってきました。また、養老町在住の従業員も何人かいます。今回の寄附には、日頃からの感謝の気持ちと町がますます発展し、暮らしやすいまちとなるよう願いを込めました」と話しました。
いただいた寄附金は、養老Payの機能向上や利用促進などのDXの推進に活用させていただきます。
■地域の子どもたちが元気でいられるように
1月23日(木)に株式会社丸明(三神町)が、「ようろうこども食堂」を実施している特定非営利活動法人いちごに対し、お米30kgと自社製品である「明ちゃんカレー」100食分、調理用具一式を寄附しました。丸明の吉田明一代表取締役は「養老の子どもたちが元気で育ってくれるように、自分たちのできることで協力していきたいです。自慢の自社商品が子どもたちに届くことは大変光栄です」と話し、いちごの山内智音理事長は「県や町からも支援してもらっていますが、町内の皆さまからの寄附は元気の糧になります。今後もこども食堂や子育て支援に尽力していきたいです」と感謝と抱負を伝えました。
■誇りと愛着が持てるまちへ
1月19日(日)に町民会館において、養老町制施行70周年記念「親孝行と生涯学習を進めるまち養老」推進会議推進大会が開催されました。地域の発展に尽力いただいた人および団体の表彰とともに笠郷地区による「地域に根ざした特色ある地域活動」について実践発表が行われました。その後、県青少年育成推進指導員である早﨑敏さんによる「『親孝行と生涯学習を進めるまち養老』推進員の取り組み」を演題とした講話がありました。
まちづくり「5つの呼びかけ」をもとに「誇りと愛着が持てる 絆を大切にするまち 養老をめざして」をスローガンに掲げ、これからも家族の絆を大切にしながら地域ぐるみで青少年の健全育成を推進していきます。
■無理なく楽しく認知症予防
1月25日(土)に町民会館において、養老町在宅医療・介護連携推進協議会の主催で第9回 認知症町民公開講座が開催されました。
町における認知症の取り組みについて報告した後、きたえ~るかがやき コグニサイズ認定指導者の伊藤はるみさんによる楽しく脳をきたえる認知症予防体操とJA岐阜厚生連 岐阜・西濃医療センター 西美濃厚生病院 認知症看護認定看護師 岡村恵さんによる講演が行われました。なりたくない病気第1位である認知症にならないために、頭と身体を使って脳を刺激する体操を実践し、認知症への正しい理解と認知症の人への寄り添い方などの講演を聴くことで、参加者は認知症への予防や対策について学び、理解を深めました。