- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県八百津町
- 広報紙名 : 広報やおつ 令和7年10月号
■杉原ウィーク講演会『命の贈り物』杉原まどか氏が登壇(8月24日)
八百津町合併70周年および杉原千畝記念館創立25周年を記念して、NPO法人杉原千畝命のビザ理事長であり、杉原千畝さんの孫にあたる杉原まどかさんを講師としてお招きして、ファミリーセンター大研修室で講演会を開催しました。
講演では、ビザ発給当時の様子を紹介する映像が上映された後、NPO団体が所蔵する“命のビザ”が記載されたパスポート(レプリカ)を参加者のみなさまに直接手に取って見てもらいながら、杉原家で言い伝えられている千畝さんの言葉や家族の思い出が語られました。また、現在理事長として熱心に取り組んでいる杉原ビザ受給者家族との交流の様子などが紹介され、会場に集まった115名の参加者は貴重な話に熱心に耳を傾けていました。
杉原理事長は「最後に八百津の生まれた家の裏に湧いている清水を飲みたい」と生前に言っていた祖父の願いを叶えてあげられなかったことを後悔していることを語り、そして最後には「祖父のような人が今この時代に求められているのではないか。たった一人でも立ち上がる人がいれば世界を変えることができる。八百津のみなさまにも祖父の話を語り継いで欲しい」という願いを伝えました。
■水素社会を身近に「脱炭素プロジェクトシンポジウム」を開催(9月6日)
日本が目指す水素社会を身近に感じてもらおうと、ファミリーセンターにて「八百津脱炭素プロジェクトシンポジウム」が開催されました。このシンポジウムは、(株)清流パワーエナジーの主催、岐阜県・豊田合成(株)・トヨタ自動車(株)の協力、町および岐阜大学の後援により実施されたものです。各講演のほか、登壇者によるパネルディスカッションが行われ、地域における水素活用の可能性や今後のエネルギー政策について活発な意見交換が行われました。また、屋外では燃料電池自動車(FCV)や移動式水素ステーションが展示され、来場者は未来の水素社会を直接体感しました。特にトヨタの「MIRAI」「FCEVクラウン」、燃料電池バス「SORA」は大きな注目を集めました。さらに、子どもたちに人気の「燃料電池教室」も開催され、楽しみながら水素エネルギーを学ぶ機会となりました。
■(株)日の丸製菓老人クラブへせんべいを寄贈(9月8日)
(株)日の丸製菓の稲垣伸作社長から、町老人クラブ連合会の後藤一夫会長へ550袋の八百津せんべいが贈られました。これは敬老の集いの際にと長年寄贈いただいているものです。毎年のあたたかなご厚意、ありがとうございました。
■米寿おめでとうございます!(9月8日)
今年度88歳を迎える昭和12年度生まれの方々を代表し、𠮷田寛(ひろし)さんと佐藤節子さんの2名に寿詞が授与されました。今年度米寿を迎えるのは、町内109名(授与式時点)のみなさまです。米寿寿詞代表授与式で町長は、「多くの方が米寿を迎えられます。町を支えてこられたみなさまが喜ばしい年を迎えられることを嬉しく思い、また感謝をお伝えします。大変な時代ですが、今後とも私たち後輩を見守ってください。おめでとうございます」と祝辞を述べました。これに対し、代表の𠮷田さんは、「家族や地域のみなさまのおかげで、このような日を迎えられました。感謝をし、健康にゆっくり過ごします」と言葉を返されました。
■新議長・新副議長のご紹介
令和7年9月17日から、八百津町議会が新体制に代わりました。新議長に後藤一夫さん、新副議長に長谷川泰幸さんが就任しましたのでご紹介します。
