- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県熱海市
- 広報紙名 : 広報あたみ 2025年4月号
■令和7年度がスタートしました!
熱海市長 齊藤 栄
令和7年度がスタートしました。今年度は伊豆山被災地域の復旧・復興を加速するとともに、台風10号により被災した火葬場の早期の再開などに注力します。加えて、中長期的な視点で熱海市が持続的に発展する仕組みづくりを目指した「熱海2030ビジョン」の実現に力を入れてまいります。
「熱海2030ビジョン」の具体的な取り組みとしては、熱海観光をさらに活性化させるため、4月から1人1泊200円の宿泊税を導入するとともに、「熱海観光局」を始動させます。観光への投資には安定した財源の確保が必要不可欠であり、熱海観光局は、その財源を活用し官民協働による熱海観光の新たな司令塔として機能します。全国初となるこの仕組みにより、来遊客の満足度を高めるだけでなく、市民の皆様にも利益をもたらす観光施策を進めてまいります。
また、子育てに対する保護者の経済的負担を軽減するため、新年度から、市独自に0~2歳児の保育料の無償化を実施します。これにより、既に国により行われている3~5歳児の無償化と併せて、子どもの数や保護者の収入に関わらず、熱海のすべての子どもたちの保育料が原則無償化となります。加えて、0~2歳児を家庭で保育している世帯に「在宅育児応援金」を支給します。今後も引き続き、子育て支援策の充実を図っていきます。
令和7年は昭和100年、熱海駅開業100周年と節目の年です。本年を熱海市の飛躍の年とすべく、以上の施策に全力で取り組んでまいります。