健康 いきいきライフ

このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■ぐっすり眠れていますか?
3月は、就職や転勤、こどもの進学などによって生活環境が大きく変化するイベントが多いため、不安を感じやすく、心や体が疲れやすい時期です。
不安や悩みがつのると、眠れなくなり、頭痛や食欲不振などを引き起こすほか、重症化すると、うつ症状となり、中には自殺に追い込まれる人もいます。

◆心の不調は「不眠」につながります
不眠とは、睡眠する時間があるのに、眠ることができない状態をいいます。2週間以上続く不眠は、うつ症状のサインかもしれません。
・寝付けない
・夜中に何度も目が覚める
・眠りが浅い、疲れが取れない
・アルコールを摂取しないと眠れない
・日中に強い眠気を感じる

◇周りにいつもと違う様子の人がいたら
心の不調は、本人が自覚しにくく、周りの人も気付きにくい傾向があります。
少しでも家族や友人、同僚の不調に気付いたら、「ちゃんと眠れている?」などの声掛けをしましょう。
また、専門家に相談することで、解決策が見つかる場合もあります。
できるだけ早く専門家への相談を勧めることも大切です。

▽相談窓口

◆生活習慣を整えて質の良い睡眠を
心と体の疲れをとり、翌日に必要なエネルギーを充電するために、睡眠をとることはとても大切です。
質の良い睡眠をとると、免疫力が上がったり、認知機能の低下や生活習慣病を予防できるなど、さまざまな効果があります。
心の不調が起こる前に、できることから始めましょう。

▽質の良い睡眠を取るために
・1日30分程度の運動をする。
・毎日、朝日を浴びる。
・朝食をしっかり食べ、夕食を腹八分目にする。
・夕食後は、お茶やコーヒー、酒を控える。
・寝る前にデジタル機器を使わない。
・週末も平日と同じ時間に起きる。
・人と交流するなど、日中に活動する。

問合せ:健康増進課
【電話】22-2727