- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県島田市
- 広報紙名 : 広報しまだ 2025年10月号
■青少年のインターネット利用率の経年比較

■生活の一部となったネット環境
私たちを取り巻く環境は、急激に変化している。若年層では学校でGギガIGA(ギガ)端末を使用するなど、日常でインターネット(以下「ネット」)を利用する時間が増加している。右の調査によると、3歳で約7割、5歳で約8割、8歳以上は9割、15歳以上になると約10割がネットを利用している。ネットにはあらゆる情報があふれており、誰もが情報の取捨選択をする必要がある。また、広告などで不適切なものを見ることも少なくない。
■性に関する知識が十分にあるか

■学校での性教育についてどう感じましたか

■若者の性に関する認識
上の調査では、学校での性教育について「役に立ったか」との質問に対して、58.5%が「はい」と回答した。しかし、若者たちは、「性の知識が十分ある」と答える人が少ない(グラフ(1))。「どう感じましたか」との問いには、「抽象度が高い」「避妊方法を具体的に知りたかった」(グラフ(2))などが挙げられた。つまり、学校の性教育では、必要だと思う内容が網羅されていない。
■乏しい若者の性知識
正しい性の知識が乏しい現状で、若者たちはどこから、その情報を得るのか。身近で大量の情報を得られるネットが、その代表であろう。若者たちを守るためにも今、性教育が必要ではないだろうか。
