くらし 発見!となりの活躍市民

私たちの暮らしの身近には、まちをよりよくするために、あらゆる分野で市民活動に携わっている人がいます。このコーナーでは、まちのために活躍している皆さんを紹介します。今回紹介するのは、子どもたちの学ぶ機会や、社会とつながる居場所を提供する「ゆるりと」の徳永祥子(とくながしょうこ)さんです。

■みんなと一緒でなくても、ありのままを大切に
私が代表を務める「ゆるりと」は、登園・登校しぶりや不登校、発達障害などで悩みを抱える親子に、学ぶ機会や社会とつながる機会を提供する活動をしています。約3年半前に、同じ境遇にいたママ友と2人で立ち上げました。
私の息子は、小学2年の夏休み後から不登校になりました。不登校というとネガティブに捉えられがちですが、息子は学校生活が合わず、学校に行かないことを選択しただけだと思っています。大好きな昆虫のことになると、目をキラキラさせる子どもの心を大切にしたいと思いました。
みんな、障害や病気、生活など何かしらの背景があって、不安があったり悩んでいたりします。型にはめ込まず、その子のありのままを大切にできたらと思いながら活動しています。誰もが「○○は苦手」「□□はできない」と言葉に出せて、助け合えるようになりたいですね。
これからも、皆さんとおしゃべりや遊びを通じて、学びや子育て、生き方について悩みを吐き出せる場として、活動を続けていきたいと思っています。

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