- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県藤枝市
- 広報紙名 : 広報ふじえだ 令和7年3月20日号
■原子力災害を想定した防災訓練を市独自で実施
3月1日、原子力災害の発生を想定した訓練を行いました。これは、UPZ(原子力災害時に緊急防護措置を準備する区域)内の市民が円滑に区域外に避難できるよう、避難手順を確認するとともに、関係機関との連携を深めるもの。訓練には高洲地区の住民46人と、県や中部電力(株)、藤枝警察署の職員が参加しました。
今回は車両や市民に付着した放射性物質の汚染検査や簡易除染など、安全に避難するための一連の流れを確認しました。
今後も、安心安全な暮らしを守る対策を進めていきます。
問合せ:大規模災害対策課
【電話】643・3119
■学生視点で地域課題を解決!各大学が成果を報告
3月5日、本市と包括連携協定を結ぶ大学が実施する地域政策研究発表会が行われました。今年度は本市の強みである「食と農」と「健康・医療」を結びつけた産業まちづくりなどをテーマに、県内5大学の8研究室の学生が主体的に地域に入り、研究を行いました。
地域課題を捉えた研究成果が発表され、最優秀賞には藤枝茶の良質な香り成分を生かした「ナノファイバーシート」を研究し、商品化を提言した静岡県立大学薬学部が選ばれました。今後、市では各研究室からの提言の実現に取り組んでいきます。
問合せ:企画政策課
【電話】643・2055
■朝比奈手摘み本玉露を次世代へ、淹れ方グランプリを開催
3月1日、朝比奈玉露淹れ方グランプリを開催しました。これは、朝比奈玉露のさらなるブランド化のため、新たに定義付けされた「朝比奈手摘み本玉露」の承継に向けた取り組みの一環として実施したもの。9歳〜80代までの35人が参加し、玉露の美味しい淹れ方を競いました。
日本三大玉露の一つでもある朝比奈玉露は濃厚で強い旨味を持つことが特徴。参加者は、急須や湯冷まし、温度計などを自由に持参し、玉露の味を制限時間内に最大限引き出すために、工夫しながら淹れていました。
問合せ:お茶のまち推進室
【電話】643・3266
■本市出身・五十嵐耕平監督の映画特別上映会を開催
2月16日、本市出身の映画監督である五十嵐耕平さんの映画「SUPER HAPPY FOREVER」の特別上映会を藤枝シネ・プレーゴで行いました。
この映画は、第38回高崎映画祭で最優秀監督賞をはじめ、ゲント国際映画祭グランプリなど、さまざまな映画祭で評価されています。
上映会では、五十嵐さんと本市出身の作曲家・松谷卓さんが制作した、市制施行70周年記念楽曲・映像も上映。五十嵐さんは「藤枝の皆さんに見ていただくことができて嬉しいです」と受賞の喜びを語りました。
問合せ:街道・文化課
【電話】643・3036
■静岡ブルーレヴズとスクラム協定を締結
3月6日、静岡ブルーレヴズ(株)と「スポーツを活かしたまちづくり・ひとづくりのためのスクラム協定」を締結しました。これは、県内で活動するプロラグビーチーム・静岡ブルーレヴズと協力し、スポーツを通じた地域振興に取り組むもの。市内小学校でのラグビー教室やプロスポーツ選手からの夢授業などを実施します。また、4月には市民をホストゲームに無料招待する企画も予定されています。
市では今後も、市民の誰もがスポーツを通して生き生き健やかに暮らすまちの実現を目指していきます。
問合せ:スポーツ振興課
【電話】643・3126
■「ふじえだ健やか弁当」春バージョンが完成!
旬の地域食材を通じて本市の魅力を伝えるとともに、市民の健康的な食生活を支援する「ふじえだ健やか弁当」。このたび、2025春バージョンが完成しました。
第5弾となる今回は、桜や行楽をイメージし、目でも楽しめる華やかな弁当に仕上がりました。大井川農業協同組合と食彩ステーションランナー、まんさいかん藤枝店、市が協働で開発し、タケノコやしいたけなど、地元産の旬の食材をふんだんに使用しています。
販売場所など、詳しくは市ホームページをご覧ください。
問合せ:健康推進課
【電話】645・1111
■AI/ICTの総合競技大会の受賞結果を報告
2月20日、AI/ICTの総合競技大会「シンギュラリティバトルクエスト2024」のSTREAM(ストリーム)チャレンジPepper(ペッパー)部門で入賞した市内2チームが、教育長を表敬訪問しました。
児童たちは静岡産業大学の佐野教授のもとでプログラミングを学び、市内の小学生6人で構成された藤枝市チームは、新入生が学校を楽しむことができるよう、学校に関連するクイズなどができるプログラムで優秀賞を受賞。また、高洲南小学校チームは、クラス内の宿題提出の有無を管理するプログラムで特別賞を受賞しました。
問合せ:教育政策課
【電話】643・3271
■フジの里親プロジェクトが始動
このたび、「フジの里親」として、新品種候補のフジを育てていただく14人に、苗木を引き渡しました。これは、市の花でもあるフジの魅力向上に向けて、静岡大学農学部の協力を得て、新品種の開発を進めているもの。近年、フジの開花時期が早まっていることから、見頃が長かったり、開花時期が異なるなどの特徴を持つ新品種の誕生が期待されています。
里親の皆さんは、藤育会から育て方のポイントの説明を受け、フジの苗木を受け取りました。今後は、生育状況を報告していただきながら、フジの成長を見守ります。
問合せ:花と緑の課
【電話】643・3487