くらし 市政ニュース

■岡部町内谷地区に新たな工業用地造成へ
8月7日、本市は県企業局と「藤枝岡部町内谷工業用地造成事業に関する協定」を締結しました。この協定は、本市の新たな成長基盤となる工業用地を創出するため、事業用地の取得や実施設計、造成工事を県に依頼するものです。造成工事は令和8年度から令和10年度にかけて、約5.3ヘクタールの規模で行われる予定です。また、本年度は企業ニーズの調査を進め、来年度に公募を通じて進出企業を決定します。
本市は今後も、地域経済の発展と持続的な成長を支える産業基盤づくりに努めていきます。

問合せ:企業立地戦略課
【電話】643・3244

■観光DXで新たなモデル事業の確立へ
7月23日、本市と市観光協会は、(株)ナビタイムジャパンと「観光DXによるスポーツツーリズム推進に関する連携協定」を締結しました。この協定は、同社の先進技術と知見を活用し、本市を訪れる観光客の利便性向上や周遊促進を図ることを目的としています。昨年度からデジタル技術を活用して市内店舗の空き状況やクーポンの配信を行っており、本年度は生成AIを活用した店舗人員補充や営業時間、メニューなどの提案システムを導入する予定です。
今後も、スポーツを核とした先進的かつ持続可能な取り組みを進め、「稼ぐ観光モデル」の確立を目指します。

問合せ:観光交流政策課
【電話】643・3078

■カスハラ対策に向けた研修会を実施
近年、顧客などからの過度な迷惑行為、いわゆるカスタマーハラスメント(カスハラ)が社会問題として注目されています。7月29日、幹部職員らを対象に、窓口での場面や実例を再現した研修会を開催し、実践的な対応策やリスク回避方法を確認しました。講師を務めた藤枝警察署の大石生活安全課長は、「窓口対応する職員や周囲にいる市民を守るため、危険を察知したらためらわずに110番通報をしてほしい」と強調しました。
本市では、職員向けのカスハラ対策要綱と対応マニュアルを制定し、8月から運用を開始しています。

問合せ:人事課
【電話】643・3704

■中学生・高校生が保育の仕事を体験
本市では、保育の人材確保を目指し、中学生や高校生を対象に「ふじえだ保育のおしごと体験プログラム」を実施しました。このプログラムは、幼児教育や保育の現場の魅力を伝えるため、4日間にわたって行いました。8月4日・5日には、保育の仕事に関心を持つ29人の生徒が市内の保育施設13園に分かれ、園児と一緒に遊ぶなど保育の仕事を体験。参加者は「思ったより大変だけど、楽しさややりがいを感じた」と活動を振り返りました。
本市は今後も、子育てしやすいまちを目指し、保育人材の確保につながる事業を展開していきます。

問合せ:こども課
【電話】643・3246

■市総合計画・後期計画の策定に着手
7月31日、第6次藤枝市総合計画・後期計画の策定に向けて、有識者や関係機関の代表者などで構成される審議会を開催しました。総合計画は、市の将来像や政策方針を示すもので、本市では「幸せになるまち」を基本理念とし、令和3年度から10年間の計画を策定しています。審議会では、市長からの諮問に基づき、前期5カ年の進捗や課題を検証し、後期計画の策定方針について議論しました。
今後は審議会での議論に加え、各地区でのまちづくり会議やパブリックコメントなどで市民の皆さんの意見をいただきながら、計画策定を進めていきます。

問合せ:企画政策課
【電話】643・2055

■藤枝駅前繁華街で特別警戒活動を実施
夏休みや盆休みで往来する人が増えるる中、8月8日、JR藤枝駅北口の繁華街周辺で客引きや恐喝などの迷惑行為を撲滅するための特別警戒活動を行いました。この活動には、市長や藤枝警察署長をはじめ65人が参加し、隊列を組んでパトロールを実施しました。北村市長は「市民が安全で安心して生活でき、また市外から訪れる人にも快適に過ごせるまちを目指し、関係機関と協力していきたい」と述べました。
本市では今後も、安全で安心なまちづくりを進めていきます。

問合せ:交通安全・地域安全課
【電話】631・5553

■まちの基盤を支える優れた建設工事を表彰
7月14日、優良建設工事表彰式を行いました。この表彰は、令和6年度に完成した請負代金300万円以上の建設工事162件の中から、特に優れた施工を行った建設業者と技術者を称えるものです。
本年度は、優良建設業者に(株)山田組と大藤建設(株)、優良技術者に田宮澄人(すみと)さん・中谷英憲(なかたにひでのり)さん((株)山田組)、長嶋直喜(なおき)さん(大藤建設(株))が選ばれ、北村市長から表彰状が贈られました。
本市では今後も、市民の皆さんの生活基盤を支える建設事業の質を向上させるとともに、建設業の担い手育成に努め、安全で快適なまちづくりを推進していきます。

問合せ:契約検査課
【電話】643・3249

■高校生が若者の視点でビジネスプランを作成
8月19日、志太ビジネスハイスクールのビジネスプラン発表会を開催しました。これは、藤枝、焼津、島田3市内の高校生を対象に、進路選択や起業につながる学習機会を提供することを目的としています。
参加者は4日間にわたり、ビジネスプラン作成の基礎知識やマーケティング手法などを学びました。その後、11チームに分かれて地域課題解決などを目指したビジネスプランを考案し、発表しました。最高賞の優秀賞には、「KANAYAHIDEOUT〜空き家を使い金谷を元気に〜」プランを発表した、ふじのくに国際高校が選ばれました。

問合せ:創業支援室
【電話】643・3239