- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県御殿場市
- 広報紙名 : 広報ごてんば 令和7年7月20日号
〜富士山の麓で、水の恵みを未来へつなぐ交流創造拠点を目指して〜
市が国道138号沿いに富士山の恵みを最大限に生かした「道の駅」的な機能を持つ施設の整備を計画している、(仮称)富士山の恵み産業パーク(沿道利便施設)の基本コンセプト、イメージ図を策定しましたのでお知らせします。
■整備及び管理運営における基本方針
(沿道利便施設の整備効果を最大限生かすための整備および管理運営における基本方針)
【基本方針1】
施設全体として空間の魅力を発揮する沿道利便施設を目指す
【基本方針2】
民間事業者の創意工夫の発揮と管理運営を見据えた沿道利便施設を目指す
【基本方針3】
市民の参加・協働を推進し地域活性化に寄与する沿道利便施設を目指す
【整備予定地】
整備予定地は国道138号沿いに位置し、JR御殿場線御殿場駅や東名高速道路の御殿場ICから、直線距離で約1km内外と各種交通網にアクセスしやすい立地であり、箱根と富士五湖を結ぶ広域の観光動線として誘客のポテンシャルが高い場所です。
また、東京都心から電車・高速バスとも約1~1.5時間で移動でき、良好なアクセス性をもっています。
・建設予定地の地図
・建設予定地からの富士山の眺望
・東京都心からのアクセス 約1〜1.5時間
※詳しくは広報紙P.15をご覧ください。
【地域ニーズの調査と分析】
市では、地域ニーズを把握するために市民など550人以上を対象とした「御殿場市の魅力」に関するアンケート調査を実施。その結果、本市のおすすめスポットは「富士山」「アウトレット」との回答が最も多く、魅力としては、「交通アクセスの良さ」「自然・公園の豊かさ」「御殿場の水・食材関連」の回答がみられました。
このアンケートを考慮し、富士山の伏流水が市の食材や暮らしなどの基盤となっていることから、コンセプトの柱としました。
◎ごてんば水麓プレイス
水の動きに着目した5つのキーワードをもとに沿道利便施設の整備検討を進めています。
[わきでる]~わくわくゾーン~ 御殿場ならではのワクワクする体験や活動の場
[ながれる]~うきうきゾーン~ 新たなゲートウェイの誕生で人流と情報の起終点となる場
[ゆらめく]~ゆらゆらゾーン~ ゆらめく水や灯りの中でゆっくりと心和む癒しの場
[しみこむ]~じわじわゾーン~ 御殿場らしさを体現する地域のブランドを創造する場
[うるおう]~いきいきゾーン~ 水の恵みを享受し味わい満たされる活力の源となる場
【みんなの声を生かす意見公募の結果】
意見提出者数…102人
提出された意見の数…90件
(基本構想(案)に対し、市民の皆さんからの意見を反映した内容)
(1)富士山の眺望が大変良好であるため、その景観を最大限に生かした飲食店などの整備を検討していきます。
(2)富士山をはじめ、御殿場の美しい自然景観を背景にしたフォトスポットなど、来訪者が思わず立ち寄りたくなるような魅力的な場所づくりを検討していきます。
(3)子どもたちが安全に楽しく遊べる機能や地域コミュニティの形成、多様なニーズに対応できる場所づくりを検討していきます。
(4)トイレを含め、本施設整備は、多様性を尊重し、すべての人が安心して利用できる環境づくりを目指していきます。
(5)周辺住民の生活環境や安全対策、渋滞緩和策としてインフラ整備やシャトルバスの運行などを検討していきます。
詳しくは市HP(広報紙P.14の二次元コード)をご覧ください
問合せ:未来プロジェクト課
【電話】82-4349