- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県袋井市
- 広報紙名 : 広報ふくろい 令和7年6月号
■避難行動要支援者を対象にした避難計画「個別避難計画」の作成を進めています
「個別避難計画」とは、高齢者や障害のある方など、災害時に自ら避難することが困難な方(避難行動要支援者)を対象に、個別に作成する避難支援のための計画です。
あらかじめ「避難支援者の有無」や「緊急時の連絡先」、「避難誘導時や避難先での留意事項」などの情報を記録し、地域の支援者間で共有することで、災害時の備えとします。
災害が発生した時、支援が必要な人がどこにいるかを把握していれば安否確認や救出・救助などの対応を円滑かつ迅速に行うことにつながります。
計画作成の対象:自宅にお住まいで、次の(1)〜(3)いずれかに該当する方など
(1)要介護認定3以上
(2)身体障害者手帳(1、2級)を持っている
(3)療育手帳(A)を持っている
計画作成済の人数:市内全域で約400人(令和6年度)
◇市民のみなさんへ
この計画は対象となる方に作成の意向を確認し、7〜8月にかけて地域の協力を経て更新を行っていますが、情報の共有は自治会の範囲内など限定的なものです。
災害時は全員が被災者となるため、計画を作成した避難行動要支援者の方を支援できない状況や個別避難計画を作成していない方に対しても支援が必要となる状況が起こり得ます。
普段からご近所同士で顔の見える関係を築いておき、地域の防災力を高めることが、被害を最小限に抑えることにつながります。
計画の作成有無に限らず、近所に単身の高齢者や身体の不自由な人がいる方は、災害時にどのような支援ができるか考えていただけると幸いです。
問合せ:しあわせ推進課 障がい者福祉係
【電話】44-3114