くらし 地域おこし協力隊の活動コラム

■観光の裏舞台にある、もうひとつの支え
下田市の皆様、こんにちは!地域おこし協力隊・情報発信部門の鈴木和隆です。
夏の訪れとともに、下田のまちはにぎわいが増してきました。これからシーズンを迎える海水浴場は、地元区や市が公認した団体が浜地の管理を行い、安心で安全な環境整備を行っています。
地元区等が運営する海の家などの収益の一部は、ごみの回収や砂浜の整備、安全に利用してもらうための管理費などに充てられていて、快適な海水浴場を維持するための原動力になっているそうです。つまり、あの気持ちのいい砂浜の環境は、そうした仕組みによって支えられているんですね。
以前はそういった背景をまったく知りませんでした。観光のお客さまだけでなく、地元に住む人にとってもありがたい話ですよね。毎年気持ちよく海を利用できるのは、こうした仕組みと、それを支える人たちがいるからだと感じます。
観光業は地域の大切な柱。その陰にある仕組みや努力に、少し目を向けてみると、いつもの海がもっと誇らしく、そしてありがたく見えてきます。

■「水やり」と「水くれ」
下田市の皆様、こんにちは!地域おこし協力隊・観光誘客促進部門の髙橋真希です。
日本一の群生を誇る下田公園のあじさい祭が、今年も無事閉幕しました。祭の開催と合わせ、13〜22日の期間、了仙寺の参道で「竹あかり×あじさい」のライトアップを開催しました。ご覧いただけましたか?
期間中、あじさいの管理についてご教授くださった方とお話しする中で、特に「水やり」を「水くれ」と表現される方が多かったことが印象的でした。
「水をくれる」という表現は、県中部~西部にかけ、年配の方を中心に使われるそうですが、若い世代では、意味は知っているものの、日常的には使わないそうです。また、「水をくれる」とはいうものの、「水くれ」とはいわないそうで、賀茂地域の方言なのかもしれません。
下田に住んでいると、同じ市内なのに、各エリアでマチの雰囲気も違うと感じることが多いです。もしかしたら、市内でも、一部の地域でのみ使われる方言があるんでしょうか?皆さんの知っている方言があったら、ぜひ教えてください!