- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県裾野市
- 広報紙名 : 広報すその 令和7年9月号
■9月20日(土)から26日(金)は動物愛護週間です
ペットを飼うときには、動物の種類や習性に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。また、ペットが人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけたりすることのないようにしましょう。
◇ふん尿の処理は適切に
市には毎年、ペットのふん尿処理に関する苦情が寄せられています。自宅で排泄を済ませてから散歩に出かけるようにしましょう。また、外で排泄した場合は、ふんは必ず持ち帰り、臭いや汚れを落としましょう。
◇飼い主のいない猫との関わり方
野良猫にむやみに餌を与えることは、不幸な命を新たに生み出すことにつながります。また、ふん尿被害などにより近所のトラブルになることがあります。
猫に餌を与えるときには、餌やりの場所や時間を決め、排泄物の後始末も行ってください。
また、去勢・不妊手術をすることで、繁殖による増加を避けることができます。市では、飼い主のいない猫の去勢・不妊手術に補助金を交付しています(オス5千円、メス1万円)。手術後60日以内に申請してください。申請には手術費用の領収書と手術の証明書が必要です。
◆ペットの災害対策
災害が起きたときに、まずは自分の安全を確保し、その上でペットの安全と健康を守り、ペットを適正に飼養管理できるよう準備をしておきましょう。
●避難用品・備蓄品の用意
ペットのための備えは飼い主の役割です。最低でも5日分の備えを用意しましょう。普段使用しているものを消費しながらストックする「ローリングストック法」がおすすめです。
●身元確認ができるものを身に着ける
飼い主とはぐれ、保護された際に飼い主の元にもどれるよう所有者明示(迷子札、鑑札、狂犬病予防注射済票、マイクロチップ)をしておきましょう。
●基本的なしつけ
ペットをさまざまな環境に慣らしておくことが災害時の備えの基本になります。日頃から信頼関係を築くことで、ペットのストレス軽減や周囲の人への安心・安全につながります。
●ペットの健康管理
災害時にはペットも体調を崩しやすくなります。普段からペットの健康管理に注意し、ワクチンの接種、ノミなどの駆除で健康状態を確保しておきましょう。
◇避難所にスターターキットを配備しました
令和7年度に、ペット受入体制整備済の避難所11カ所のうち、5カ所(西小学校、東小学校、深良小学校、富岡第一小学校、須山小学校)にスターターキットを配備しました。
スターターキットとは、避難所までペットと同行避難をした飼い主が、速やかにペットの受入れ体制を整えられるよう、必要な物資や指示書などをまとめたものです。ペットフードなどの備蓄品はありません。
残りの避難所については令和8年度での配備を予定しています。
問合せ:生活環境課
【電話】995-1816