くらし (仮称)浜松湖西豊橋道路ができるまで

■浜松湖西豊橋道路の概要と事業の目的

浜松湖西豊橋道路は、東名高速道路三ヶ日JCTと三河港を結ぶ高規格道路(高速道路など)です。東名高速道路、新東名高速道路、名豊道路といった東西交通の大動脈を南北につなぐ広域道路ネットワークを形成し、さらには三遠南信自動車道と一体的に整備されることで、東三河地域、遠州地域、南信州地域を結ぶ、物流・防災・観光・安全面において極めて重要な道路です。

◆物流
◇速達性・定時制の向上による物流支援
三河港と高速道路ICを結び時間短縮が見込まれ高速道路へのアクセス性が向上するとともに、市街地の道路の渋滞などを回避し、定時制に寄与します。

◆防災
◇災害時の信頼性向上による円滑な救援等活動および支援物資
輸送津波浸水域や液状化が想定される地域を回避または橋梁(きょうりょう)構造とすることで、大規模災害の影響を受けにくく、円滑な救援などの活動や支援物資の輸送の確実性に寄与します。

◆観光
◇広域道路ネットワークの構築による地域間交流の促進
豊橋・三河港地域と他の地域の主要な観光圏域の相互アクセス性の向上が見込まれ、観光地間の移動がしやすくなります。

◆事故
◇生活交通の安全な走行
環境現道の幹線道路や市街地からの大型車交通の削減が期待でき、物流交通と生活交通が分離されることで交通安全に寄与します。

■湖西市に期待される効果
◇湖西市内にインターチェンジができる!?
現在示されているルート(案)の中で、湖西市内にインターチェンジの設置を検討しています。インターチェンジが湖西市内にできれば、浜松湖西豊橋道路を経由して、東名高速道路、新東名高速道路や三遠南信自動車道へのアクセス性が向上します。

◇市内の渋滞緩和に向けて
現在、湖西市内の南北方向の移動の多くが国道301号を利用していることから、国道301号で渋滞が発生しています。渋滞緩和となるよう、浜松湖西豊橋道路の計画と合わせて湖西市内道路網の見直しを図ります。

◇災害時の移動・物資輸送のルートに!
災害時に緊急輸送路となる国道301号は、一部で津波、液状化の危険性が心配されています。浜松湖西豊橋道路および新規道路網の整備により、緊急輸送路網と一体となって応急活動や迅速な復旧・復興を支える機能が期待されます。

◇産業がより活発に!
湖西市は産業が豊かなまちで、市内に多くの工場があります。浜松湖西豊橋道路ができれば、東名高速道路や三河港周辺の産業集積地への物流機能が向上し、産業のさらなる発展が期待できます。

そのほかにも観光面などさまざまな観点で湖西市にとって有益な整備効果が期待されています。

■最近の動きと今後の手続きについて

◇環境影響評価の手続き

令和6年7月に環境影響評価方法書に関する説明会が行われました。今後も引き続き環境影響評価の手続きを進めるとともに、都市計画決定に向けた手続きも進めていきます。

「浜松湖西豊橋道路〈静岡県区間〉環境影響評価方法書のあらまし」を基に作成

今後の動向は市ウェブサイトから

※詳しくは、本紙2,3ページをご覧ください。

問い合わせ先:都市政策課
【電話】053‒576‒4925
【FAX】053‒576‒1897