くらし 男女共同参画推進コラム だれもがどれも選べる社会に Vol.3

男性も女性も個性と能力を十分に発揮し、いきいき活躍できる環境づくりを推進する市内の事業所・団体を紹介します。今回は、菊川市役所の取り組みです。

■菊川市役所
◇事業所概要
所在地:堀之内61
業種:地方行政
職員数:388人(内男性255人、女性133人)
※令和7年2月末時点

◇男女共同参画に向けた主な取り組み
・令和5年度男性職員の育休取得率:46.7%(消防含む)
・「仕事と育児・介護の両立に向けた両立支援ハンドブック」の作成・周知
・時差出勤・テレワークの要件見直しによる多様な働き方の推進
・職員向け「ハラスメント防止研修」「性の多様性研修」の実施
・女性リーダーのためのマネジメント研修への職員派遣

◇男性の育休取得に
私は今年度、第2子の誕生を機に初めて育児休業を取得しました。第1子が産まれた3年前は、庁内に男性の育休取得者はあまりいませんでしたが、最近は取得者が増え、休みやすくなったと思います。3カ月間の育休中は、育児と家事を妻と分担し、家族で一緒に過ごせる時間をたっぷり作ることができました。仕事復帰後も職場の人は温かく迎え入れてくれ、周囲のサポートのおかげで引き続き育児に参加できています。しかし、実際庁内では男性で育休を取得しても1カ月以内の人も多く、給与や取得期間など、まだまだ改善点があることを実感しています。今後より制度が充実し、さらに男性の取得率と満足度の向上を願っています。
防災強靭化室 落合 直人(なおと)さん

問い合わせ:地域支援課市民協働係(プラザきくる内)
【電話】35-0925