- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県菊川市
- 広報紙名 : 広報菊川 令和7年7月号
■開館時間(両館共通)
午前10時~午後6時
■8月の休館日(両館共通)
4日(月)11日(月・祝)18日(月)25日(月)
※休館中は、ブックポストに返却してください(本に限ります)。
■戦争特集
◇[郷土資料]
「絣(かすり)のもんぺ 小笠・掛川地域の十五年戦争」
・菊・小
静岡県退職婦人教師の会小笠支部/編集・発行
東遠地域の元女性教職員が中心となり、自身や地域住民の戦時体験を記録。教師、母、女性として…それぞれの視点から体験が語られている他、学童集団疎開の記録や爆撃地の地図など当時の出来事が丁寧に記されています。
◇[児童]
「さがしています」
・菊・小
アーサー・ビナード/作
岡倉 禎志(おかくら ただし)/写真
童心社
黒こげのお弁当箱、朝の8時15分で止まった時計など、広島平和記念館に収蔵されている2万1,000点の中から選ばれた14の「もの」を写真絵本で紹介しています。物側の視点から、戦争や平和を考えさせられる本です。
◇[児童]
「ちいちゃんのかげおくり」
・菊・小
あまんきみこ/作
上野 紀子(うえの のりこ)/絵
あかね書房
戦時中、ちいちゃん一家に起こったことがやさしく悲しく描かれ、第2次世界大戦の悲惨さを伝える物語。小学3年生の教科書にも掲載されている作品です。戦争がどんなものなのか、家族で話し合うきっかけになる本です。
◇[電子書籍]
「アンネ・フランク-日記は語る-」
岡田 好惠(おかだ よしえ)/文
佐竹 三保(さたけ みほ)/絵
講談社
ドイツ生まれのユダヤ人の少女、アンネ・フランクが、ナチスの迫害から逃れている間、隠れ家での生活を書いた「アンネの日記」。この本では日記の一部を取り上げながら、アンネの15年の生涯が紹介されています。
電子図書館(下記)から読むことができます。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。
■New Books
・[一般書]1本の線からはじめる絵の描き方教室 高原(たかはら) さと/著
・[一般書]みんなが知りたい!日本の神さまと神社 神話の世界と身近な聖地のひみつがわかる 「日本の神さまと神社」編集室/著
・[児童書]世界を変えた!日本の発明品30選 ルース・マリー・ジャーマン/監修
■電子雑誌
・[一般書]男の隠れ家~地下に広がる巨大ダンジョン~ 三栄
・[一般書]ESSE~ラクなのにそそる絶品おかず~ 扶桑社
電子雑誌は右記から読むことができます。
※電子書籍を借りるには初期登録が必要です。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。
※新しく入った本の一部をご紹介します。
この夏、改めて「平和」について考えてみませんか
◇「戦争と平和」特集展示コーナーを設置します
市立図書館では、8月の太平洋戦争にまつわる日に合わせ、戦争と平和に関する本の展示コーナーを設置します。
期間:7月17日(木)~8月15日(金)
◇第37回「戦争体験を伝える会」の展示を開催します
菊川市の郷土研究団体「菊川市戦争体験を伝える会」が、“郷土と戦争”をテーマにした展示を開催します。会場には、東京から菊川市内へ集団疎開してきた児童が過ごした寺や市内にある防空壕跡地の写真などの資料およそ50点を展示。戦争の怖さや平和の尊さを伝えます。
期間:8月6日(水)~17日(日)※月曜休館
場所:菊川文庫2階展示室
問合せ:菊川市戦争体験を伝える会 代表 北原 勤(つとむ)
【電話】35-2940
■わたしのイチオシこの本
「けんか餅」
桐生 環(きりゅう たまき)/作 フレーベル館
子ども司書
石田 美結(みゆ) さん(中学1年生・柳町)
菓子屋の奉公人・豆吉と、けんか早く人情に厚い若旦那が巻き起こす粋なお江戸のシリーズ物語です。特に、ある登場人物のツッコミが面白く、思わず笑ってしまいます。面白い話が好きな人はもちろん、江戸時代の豆知識も学べるので、昔の時代に興味がある人にもおすすめです!
問い合わせ:
菊川文庫【電話】36-2220
小笠図書館【電話】73-1132