くらし 国際交流員アノンのあのね

■第16回 柔道交流
皆さん、あけましておめでとうございます。アノンです。皆さんは元気よく新しい年をスタートできていますか?私は相変わらず、忙しい毎日を送っています。
12月はモンゴルから柔道アカデミーの子どもたち10人が伊豆の国市長杯・少年柔道錬成大会に挑戦しに来ました。柔道が好きなモンゴルの少年たちがその起源国を訪れ、日本の柔道家から指導を受け、その弟子たちと稽古をしたことは、彼らにとって貴重な経験になったでしょう。私も通訳で参加しましたが、稽古中のある出来事が印象的でした。それは、私の知らない技名が出てきた時、子どもたちがその技名(大外刈り、背負い投げなど)を日本語のまま理解していて、私に教えてくれたことです。
伊豆の国市は柔道を学ぶ環境が整っており、優秀な選手や指導者がいますが、モンゴルは日本に比べてかなり遅れています。モンゴルの柔道少年たちからは、日本の指導員から多くのことを学びたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。そして、柔道は必ず相手がいるスポーツなので、伊豆の国市の柔道少年たちにとっても、きっと良い体験となったと信じています。モンゴルの少年たちもこうして日本で柔道を体験し、今後は日本の柔道の魅力をモンゴルや海外で伝えていくでしょう。
それでは、バヤルタェ(さようなら)。

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