文化 世界に羽ばたけIzunokuni〔特集〕伊豆の国市の都市交流

皆さんは、伊豆の国市の都市交流を、ご存じですか?この特集は『世界に羽ばたけ Izunokuni』として、市民や団体が、スポーツ、教育、文化など、さまざまな分野で交流している国内外3つの友好都市・姉妹都市をご紹介します。

■アメリカ合衆国 カリフォルニア州 マリーナ市
アメリカのカリフォルニア州にあるマリーナ市は、令和5年7月に友好都市交流の覚書を締結した、最も新しい友好都市です。昨年度から、市内中高生とマリーナ高校の生徒によるオンラインミーティングを実施しています。また、昨年7月に山下市長がマリーナ市を初訪問し、今月マリーナ市のデルガド市長らが伊豆の国市を初訪問するなど、今後の交流の発展が期待されます。
▽学生オンラインミーティングに参加
小学生の頃から英語に興味があり、ぜひ参加したい!と思いました。ネイティブの英語はとても速く戸惑いましたが、これをきっかけに英検に挑戦するなど、スキルアップにつながりました。
伊豆中央高校2年 望月絆菜さん

■モンゴル国 ウランバートル市 ソンギノハイルハン区
モンゴル国は、東京2020オリンピック・パラリンピックの柔道で、平成27年8月にホストタウンに関する覚書を交わして以来、モンゴル国柔道アカデミーの子どもたちを伊豆の国市少年柔道錬成大会に招へいするなど、スポーツを通した交流を続けています。また、首都ウランバートル市のソンギノハイルハン区とも同様に友好都市交流の覚書を締結。毎年夏に中学生や市民訪問団がモンゴル国を訪問し、観光や市民交流をしています。さらに、昨年からソンギノハイルハン区の女性開発センターと伊豆の国市の市民団体NAIZ(ナイズ)が交流を始めるなど、市民レベルの交流にも発展しています。なお、令和7年度はソンギノハイルハン区との交流10周年となるため、両市区でのイベントも企画しています。
▽モンゴルの子どもたちに柔道を指導
言葉が違っても、柔道をするとすぐに仲間になれます。モンゴルの子どもたちは身体能力が高く、練習熱心なことに毎年驚かされます。帰国後、子どもたちの母国での活躍が励みになっています。
伊豆の国市柔道連盟 岩澤勇治さん

■日本 京都府 長岡京市
長岡京市は、旧伊豆長岡町と同じ「長岡」という名前の縁で、昭和59年11月に姉妹都市盟約を締結して以来、40年以上にわたる最も長い交流の歴史がある姉妹都市です。現在でも両市の交流は、毎年11月に長岡京市で開催される『ガラシャ祭』に伊豆の国市民団が参加し、『鵺鵺(ぬえ)ばらい祭』や『おおひと梅まつり』などの伊豆の国市のイベントに長岡京市民団が参加したりするほか、両市役所職員が短期の人事交流をしています。また、両市の商工会メンバーがそれぞれのイベントでブースを出店したり、サッカー少年団の交流試合、スポーツ協会の交流、文化協会の作品交流など、市民レベルの草の根交流が盛んに行われています。
▽サッカーで交流
昭和62年に交流が始まり、毎年お互いのまちに遠征しています。チームの枠を超えた交流戦では、出会ったばかりの選手たちが励まし合う姿に、成長と交流の成果を感じます。今月の長岡京市への訪問も楽しみです。
長岡サッカースポーツ少年団 杉尾貴志さん
○旧町時代から40年、来年は市として20年のお付き合いです。
国際交流員 チンバット・アノン

・長岡京市商工会との交流について
問合せ:商工会
【電話】055-949-3090

・長岡京市サッカー少年団・モンゴル国柔道アカデミーとの交流について
問合せ:生涯学習課
【電話】055-948-1461

・ソンギノハイルハン区・マリーナ市との交流について
問合せ:協働まちづくり課
【電話】055-948-1412

◆都市交流に参加しませんか?伊豆の国市友好都市交流協会
モンゴル国や長岡京市への訪問、長岡京市訪問団のおもてなし、文化講座の開催、市内の異文化体験イベント(手作りマーケット、お散歩市などへの出店)を実施しています。
皆さんの入会をお待ちしています!

問合せ:友好都市交流協会(協働まちづくり課内)
【電話】055-948-1412