くらし 姉妹都市交流事業 カーマン市へ訪問団を派遣

7月27日~8月5日の期間、姉妹都市であるアメリカ合衆国カリフォルニア州カーマン市へ教育研修訪問団を派遣しました。函南町とカーマン市は1985年(昭和60年)に姉妹都市提携を結び今年で40年を迎えます。お互いに訪問団を派遣して交流を続け、これまでに400人以上の町民がカーマン市を訪問しています。新型コロナウイルス感染症の影響により、函南町からの派遣は約6年ぶりで、中学生7人と引率(協会理事)の計9人が訪問団として参加しました。
滞在期間中は、8日間のホームステイを通じてアメリカの食文化や生活習慣を肌で感じ、多くの人との交流で異文化の多様な価値観を学びました。団員は慣れない英語に戸惑いながらも、身振り手振りを交え、翻訳アプリも活用しながら会話を楽しみました。また、フェアウェル(お別れ)パーティーでのソーラン節披露や、ホストファミリーに手作りの日本食を振る舞うなど日本文化を伝えることにも挑戦しました。
カーマン市での交流の様子や、団員がカーマン市で過ごして感じたことをまとめたので紹介します。

◆Program
7/27到着、ホストファミリーと対面
7/28
・アーモンド加工工場を見学
・市役所・消防署・警察署を見学
7/29セコイア国立公園でハイキング
7/30カーマン中学・高校の生徒と交流
7/31サンフランシスコ散策
8/1
・本場のコストコでショッピング
・カーマン市民と交流
8/2ホストファミリーデイ
8/3ホストファミリーデイ
8/4日本へ出発(8/5帰国)

◆InformationofKerman
カーマン市はカリフォルニア州のほぼ中央に位置する。
湿度が低くカラっとしていて、夏でも過ごしやすい気候。
人口:約16,000人
世帯数:約4,000世帯
主な産業:農業(ブドウ・アーモンド)・酪農
姉妹都市提携:1985年10月12日

◆カーマン体験記
『アメリカの物価の高さを実感しました。
ハンバーガーはアメリカも日本もどっちも美味しい!』
尾崎智駿(おざきちはや)(函南中1年)

『到着してすぐに道路の広さに驚きました。
日本とのインフラの違い、広大な土地の使い方を知ることができました。』
露木希(つゆきのぞみ)(函南中2年)

『スーパーに行くと、見たことがない色のジュースや棚一面のシリアル!日本では見たことがない光景でした。』
和田侑大(わだゆうと)(函南中3年)

『サンフランシスコでは無人タクシーが走り、技術の進歩に驚かされました。車窓から見えた広大な景色も忘れられません。』
渡辺唯斗(わたなべゆいと)(東中1年)

『ホストファミリーと参加した誕生日会は、主役・家族・友達みんなが家族のようで素敵な国だと感じました。』
藤井琉南(ふじいるな)(函南中2年)

『ホストファミリーや出会った人たちの温かさに触れました。英語を勉強して、もう一度アメリカに行く夢ができました。』
太田悠真(おおたゆうしん)(東中3年)

『消極的な私にとってこの10日間は人生最大の挑戦!今は達成感でいっぱいです。トコパの滝は、ハイキングの疲れも忘れるほどの絶景でした。』
青木陽咲(あおきひなた)(函南中1年)

問合先:函南町都市交流協会事務局(企画財政課内)
【電話】979-8100