- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県森町
- 広報紙名 : 広報もりまち 令和7年6月号
■町長と町議長が知事に新茶を報告
5月9日、太田町長と中根町議長が県庁を訪問し、鈴木康友知事に茶の産地としての取組みを紹介し、新茶を贈呈しました。太田町長は今年の新茶について、「量は少ないが、初取引からの値下がり幅は昨年より少ない」と堅調な様子を報告しました。また、茶業の歴史をまとめた書籍「遠州森の茶業史」の販売を昨年12月に開始したことも併せて報告しました。さらに、同書の中から天文3年に天方道芬が三条西実隆に茶を送った記録などを紹介し、茶生産の歴史や、茶業振興に力を入れていることなどをPRしました。
■5月12日は「民生委員・児童委員の日」
5月12日、森中と旭が丘中の3年生へ民生委員の啓発品が贈呈されました。民生委員・児童委員とは何かを知ってもらおうと、今回は初めての試みとして、森中67人、旭が丘中73人の計140人に啓発品が贈られ、森町民生委員・児童委員協議会の井口雅貴会長が代表の生徒に手渡しました。
■田沼意次の実像に迫る文化協会講演会を開催
5月15日、文化会館小ホールで令和7年度の森町文化協会総会が開催されました。総会終了後、原谷史学習会の佐藤收一氏を講師に招き「田沼意次の政治―その虚々実々―」をテーマに講演会を行いました。佐藤氏は賄賂政治家のレッテルを貼られた田沼意次の実像を、NHK大河ドラマ「べらぼう」の話題や、徳川将軍家のことなども交えて詳しく解説し、参加者はこれまでのイメージと違った田沼意次の変革者としての姿を学びました。
■県知事に森の茶をPR
5月14日、県内16茶産地の茶娘らが静岡県庁を訪れ、各地の新茶を届ける新茶贈呈式が行われました。森町からは、プロモーション大使の山口真里亜さんが出席し、鈴木康友知事に遠州森の茶の新茶を手渡しました。山口さんは「遠州森町良い茶の出どこ。遠州森の茶は、まろやかでこくのある味です。健康長寿の里、森町のお茶をどうぞ、お召し上がりください。」と森の茶を紹介しました。
■水害に備え水防工法訓練を実施
5月18日、静岡県消防協会磐周支部の水防工法訓練が太田川親水公園で行われました。水災害時における消防団員の対応能力の向上と支部管内の連携強化を目的として行われたもので、森町消防団・磐田市消防団・袋井市消防団及び関係者など合計約150人が参加し、土のうこしらえ工、積土のう工、せき板工、シート張工などの訓練を実施しました。参加した団員らは真剣な表情で各種の工法について手順や注意点を確認しながら実施し、水害に対する備えの重要性を再確認しました。