くらし 令和6年度 決算報告わがまちの家計簿をお知らせします(1)

令和6年度の一般会計などの決算が、町議会9月定例会で認定されました。これは、皆さんに納めていただいた税金や国・県からの交付金などがどのくらい入り、また、どのように使われたかという町の1年間の家計簿にあたります。

■一般会計

歳入:113億336万円(前年比1.5%増)

歳出:104億6,420万円(前年比2.1%増)

※金額は千円以下を端数整理しています。

□歳入総額は113億円
歳入では、国庫支出金が児童手当の制度拡充などに伴い増加するなど、対前年度比8.7%増の13億3,928万円となり、依存財源に該当する国庫支出金、地方交付税などが増加し、それらの増加額が自主財源の増加額を上回りました。歳入総額は、対前年度比1.5%増の113億336万円でした。

□歳出総額は104億円
歳出では、衛生費が新型コロナウイルスワクチン定期接種の完了などにより減少し、対前年度比11.6%減の11億4,020万円となり、総務費が地方自治体のシステム標準化・共通化整備委託料により増加し、対前年度比15.1%増の17億2,444万円となりました。歳出総額は、対前年度比2.1%増の104億6,420万円でした。

◇まとめ
令和4・5年災害からの災害復旧費や新型コロナウイルス感染症対策経費が減となった一方、システム標準化事業や遠州の小京都リノベーション推進事業など新たなまちづくりをスタートさせる年となりました。
今後も限られた財源の中で、総合計画などに定められている事業について、ふるさと応援基金などの財源を確保し、取り組んでまいります。

◇都市計画税の使途
町税のうち、都市計画税は4,764万円で、町の街路、公園、下水道事業などの都市計画事業費6億9,717万円の一部として活用されています。

◇森林環境譲与税の使途
地方譲与税のうち、森林環境譲与税は3,430万円で、そのうち295万円が小中学校の森林環境教育推進事業、林道補修に活用され、951万円が公益的機能向上森林整備業務、インフラ保全森林整備事業の財源として活用されました。残額2,184万円は、森林環境整備促進基金へ積み立てました。