健康 【特集】家庭での食中毒を予防しよう!

食中毒は、広く報道されているもの以外にも身近で発生していることがあります。特に家庭内での食中毒は、判明しているものだけで全国の食中毒発生件数の1割を占めています。また、仮に家庭内で食中毒が発生していたとしても、胃腸風邪や単なる腹痛であると誤って認識し、見逃されてしまうことがあります。
これから紹介するポイントをしっかり押さえて家庭内での食中毒を予防しましょう。

■過去5年の食中毒発生件数
(令和2~6年。愛知県)

出典:愛知県ホームページ

■食中毒発生場所
(令和6年。全国)

出典:厚生労働省ホームページ

■おうちの人と確認してみよう!家庭でできる食中毒予防6つのポイント
詳しくは、動画もチェック!

▽Point1 購入
・肉や魚はそれぞれビニール袋に入れてから持ち帰ろう。
・帰り道は寄り道せずに帰ろう。

▽Point2 保存
・冷蔵保存が必要な食品はすぐに冷蔵庫へ入れよう。
※入れるのは7割程度に

▽Point3 下準備
・正しい手洗い方法で手を洗ってから下準備に取り掛かろう。(正しい手洗いについては、市ホームページで。)
・野菜などの食材はしっかりと水で洗おう。

▽Point4 調理
・肉は中心部までしっかり加熱しよう。
・まな板を使い分けるなどして加熱しないで食べる食品にお肉についている菌がつかないように気を付けよう。

▽Point5 食事
・食品を室温に長く放置しないようにしよう。
・食事の前にもう一度手を洗おう。

▽Point6 残った食品
・傷みやすい食品は思い切って捨てよう。
・残った食品は、きれいな食器を使って保存しよう。

■食中毒予防の3原則
食中毒予防のカギは食中毒菌を
・つけない
・増やさない
・やっつける

■動画で学ぼう!カンピロバクター・ノロウイルス
感染経路や原因の異なる2種類の食中毒菌・ウイルスについて、分かりやすいショート動画を作成しました。

■楽しく学ぼう♪
▽夏のBBQなどでお肉を焼くときは『トング・トング・ハシ』が愛言葉!!
夏は家族や友人と集まってバーベキューなどでお肉を焼いて食べる機会が増えます。お肉は焼き方を間違えると、せっかく加熱してやっつけた食中毒菌がもう一度お肉に付いてしまうことがあります。トングとハシを正しく使って、お肉に付いている食中毒菌をやっつけてから食べましょう。

トング♬
生肉は僕でつかんでね☆

トング♬
うら返すのも僕の役目さ☆

ハシ♪
焼けた肉をお口に運ぶのは私たち☆
お肉はしっかり焼いてね!!

岡崎市では毎年市内の幼稚園、保育園などを回ってダンスや映像を交えながら正しいトングとハシの使い方をレクチャーしています。令和6年度には、このような活動が評価され、一般財団法人日本公衆衛生協会から衛生教育奨励賞の表彰を受けました。

トング・トング・ハシについて詳しくは、動画もチェック!
食中毒防止ソング『あいことば』ダンスをみんなで踊ろう!動画をチェック!

■外食時のお店選びの参考に
▽食品衛生管理優秀店認定制度について
岡崎市では衛生管理が特に優秀なお店を食品衛生管理優秀店として認定しています。目印はこちらのステッカーです。
詳しくは、市ホームページで。
※ステッカーは本紙をご覧ください。

※市ホームページ・各種動画へのアクセスは本紙の二次元コードをご利用ください。

問合せ:生活衛生課
【電話】23-6068【FAX】73-6600