- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : せと市議会だより 113号
【一般質問】
市の行政課題などについて12人の議員が考え方や内容を質問しました。
質問を行った順に、一人ずつ紹介します。
※会議の様子は会議録や録画映像でご覧になれます。
Q…市議の質問
A…市の回答
■日本共産党 瀬戸市議団
原 誠
▽本市の水道事業・下水道事業における老朽管対策について
Q.埼玉県八潮市での道路陥没事故を受けて本市では緊急点検を行ったか。また、下水道管の点検・修繕はどのような計画で行っているか。
A.1月29日付の国土交通省からの緊急点検要請の対象となる大規模な下水道管は本市にはないので、緊急点検は行っていない。下水道管の腐食環境下の箇所では5年に1度の点検を行っているが、これまでに異状は見つかっていない。本市が管理する管路のうち耐用年数の50年を経過した菱野団地、水野団地、国道、県道、市道などの管路については調査を進めており、調査結果に基づき必要な対策を行っている。
(下水道課)
■自民 新政クラブ
黒柳 知世
▽旧深川小学校跡地計画再検討及び尾張瀬戸駅東側居住環境について
Q.旧深川小学校跡地計画の事業ストップの理由及び今後の方針について伺う。また尾張瀬戸駅周辺エリアは、居住地としての優位性が高い地域であるが、人口減少が顕著である。狭隘道路など課題解決のためには、点での整備ではなく、面での整備が必要だと考えるが見解を伺う。
A.深川小学校跡地計画については、持続的な行政経営を行う上で、市全体として更なる公共施設の集約、統廃合の検討が必要と判断し事業案を再検討することとした。また、緊急車両が通れないなどの課題解決のために行う面整備は有効であると考えている。
(政策推進課・都市計画課)
■自民 新政クラブ
柴田 利勝
▽本市の今後の公共交通の在り方について
Q.本市は公共交通の取り組みについて15年が過ぎた。これまで地域の要望など考慮しながら市民の利便性を充実させてきた。持続可能な公共交通を目指し、デマンド交通の実証実験に取り組んでいる。今後の公共交通の展開について伺う。
A.デマンド運行に関しては、現在品野と本地地区で実証実験を行い、利用状況について検証している。場所やその利用方法によって交通利便性を高める手段である。今後は地域に合ったデマンド運行の導入に向け、地域運行協議会などと協議を進めていく。
(都市計画課)
■新風せと 無所属の会
松原 大介
▽防犯灯の管理を町内会・自治会から市へ移管してはどうか
Q.防犯灯は、市民の足元の安全確保という都市機能として当然あるべきベーシックサービスになっているのではないか。また町内会・自治会の事務負担を軽減することで、本来の住民自治活動に傾注できるのではないか。
A.夜間に防犯灯などによって日常生活に必要な照度を確保することは、安全安心なまちづくりにとって必要な都市機能であるので行政地域などが協働し取り組む必要がある。また、事務負担を軽減することも大切だが、一方防犯灯の設置維持管理について、地域の皆様で話し合うことで意識が高められ、自治意識向上に繋がる。
(生活安全課・まちづくり協働課、現:コミュニティ推進課)