- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : 広報せと 令和7年7月号
「人生100年時代」と言われる現代。いかに健康に自立して生活できるかが、とても重要です。健康の大切さは、失って初めて気づくのでは遅すぎます。“今スグ”自身の健康をチェックして、「健康づくり」や「介護予防」に取り組んでみませんか。
■瀬戸市民の「平均寿命」と「健康寿命」
平均寿命、健康寿命(※)はともに伸びており、その差は縮小しています。
(※)健康上の問題がなく日常生活を制限なく過ごせる期間
■健康寿命をさらに延ばすために「フレイル予防」が重要です!
「フレイル」とは、健康な状態から介護が必要な状態に移行する中間の段階です。まずはフレイルにならないよう健康づくりをしましょう。そして、フレイルになっても、日常生活を見直すなどの対処をすれば、進行を抑制したり、健康な状態に近づけます。
■フレイル予防のために
[ステップ1]まずは自分の健康状態をチェック!
健康を維持するためには、まず自分の健康状態を正確に知ることが大切です。チェックリストで気になることがあったら、毎月の「健康よろず相談」で相談できます。
○健康よろず相談・スワサポ(禁煙相談)
日時:7月9日(水)午前9時~11時
場所:やすらぎ会館4階
対象:市内在住の方
持ち物:健康手帳(お持ちの方)
内容:
・生活習慣病などの相談
・体組成測定・血圧測定
・禁煙相談
・骨密度測定(申込制)
※骨密度測定は定員6人(先着)
7月1日(火)午前8時30分から健康課へ電話で申込み(【電話】85-5511)
○せと健康マイレージ事業
「健康づくりでお得もゲット!」
※詳しくは本紙p39をご覧ください。
▼フレイルチェックリスト
□6か月で2kg以上、意図せず体重が減っている。
□ペットボトルのふたがあけにくくなった。
□最近2週間で、わけもなく疲れたような感じがする。
□歩く速度が遅くなった。
□軽い運動・体操など運動習慣がない。
3つ以上該当でフレイル、1~2つ該当でフレイル予備群です。
(出典「改訂J-CHS基準」より一部改変)
▼オーラルフレイルチェックリスト
□自分の歯が19本以下である。
□半年前と比べて固いものが食べにくくなった。
□お茶や汁物などでむせることがある。
□口の渇きが気になる。
□普段の会話で言葉をはっきり発音できないことがある。
2つ以上該当でオーラル(お口の)フレイルです。
(出典「オーラルフレイルチェック項目(OF-5)」より一部改変)
■フレイル予防のために
[ステップ2]“フレイル予防の4要素”に取り組もう!
健康状態が分かったら、次はフレイル予防に取り組みましょう。自分に合ったことに毎日少しずつ取り組むのがコツです。
《食事》
低栄養を防ぐためにも、1日3回バランスのとれた食事をしましょう。
「キウイフルーツプレゼントなどの参加特典もあります。」
▽セト84(栄養)セミナー2025
健康や栄養について学びましょう。
ID:53641
日時:8月7日(木)午後2時~4時(受付:午後1時15分~)
場所:瀬戸蔵2階 つばきホール
対象:どなたでも
定員:250人※事前申込不要、当日先着
▽野菜たっぷりバランス栄養教室
ID:5338
作って食べて、心も身体も健康に。詳しくは本紙p28をご覧ください。
▽食改さんの健康レシピ
ID:53776
「食生活改善協議会」(食改さん)は、食生活の改善から、皆さんの健康づくりをお手伝いする活動に取り組んでいます。
《運動》
瀬戸市スポーツ協会 副会長 加藤智子氏
「有酸素運動、筋トレ、頭の体操、人と会って話す事」などが、健康的な体力づくりに繋がります。人生のライフステージに合わせ、楽しく健康寿命を延ばしましょう。
▽めたぼうし体操
ID:2372
瀬戸市のイメージソング「夢ひとつ・愛ひとつ」に体操をつけました。子どもから大人まで様々な世代の方が気軽に楽しく身体を動かせます。
《お口の健康》
食事のあとはしっかり歯磨き。ガムで噛む力をきたえたり、歌や音読で楽しく口の周りを動かすのもおススメです。
▽瀬戸市オリジナル口腔ダンス「瀬戸の情熱」~大人の本気ダンスプロジェクト~
ID:3051
「瀬戸を表す言葉」を踊りながら“ラップで”発音する“口腔ダンス”。リズムに合わせて口を大きく動かすことで、お口の機能を楽しくきたえることができます♪
▽後期高齢者歯科健康診査
ID:46306
今年中に76歳、80歳を迎える方を対象に、むし歯や歯周病の有無、口腔機能チェックを行います。
[参加者の声]
・健康になれる。無理なく元気になれる。
・仲間と一緒に踊れて楽しい。
・新しい友達ができる。
・若返る気がする。
《社会参加》
仕事、趣味、ボランティアなどを続け、人や地域と関わりを持ちましょう。
▽通いの場「サロン・まごころ」
ID:2175
ひだまり・結・ふれ愛の3か所があります。身体の状況に関わらず、65歳以上であれば、どなたでも参加できます。
▽おいでんサロン
加齢に伴う身体や心の変化、認知症のことなど、モヤモヤを話してスッキリしましょう。地域の保健室のような居場所です。詳しくは本紙p28をご覧ください。
▽出張!せとらカフェ♪
認知症についてのクイズや予防運動を通して一緒に理解を深めたり、相談することができます。詳しくは本紙p29をご覧ください。
問合せ:
高齢者福祉課(市役所2階)【電話】88-2626
健康課(やすらぎ会館4階)【電話】85-5511