- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : 広報せと 令和7年9月号
■[観る][参加する]瀬戸市制施行96周年記念国際芸術祭「あいち2025」連携企画プログラム瀬戸市美術館特別企画展
瀬戸の原風景―陶都瀬戸の記憶を辿る―
ID:1042
瀬戸市は、やきもののまちならではの鉱山や窯、煙突などがまちの風景を形づくってきました。昭和20~30年代に土門拳(どもんけん)、東松照明(とうまつしょうめい)、臼井薫(うすいかおる)が撮影した瀬戸の風景写真と、北川民次が描いた瀬戸の風景画、映像作家・加藤雅巳の映像を展示します。
期間:9月13日(土)~11月30日(日)
※10月14日(火)、11月11日(火)休館
時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:
一般…800円(20人以上の団体:640円)
高大生…300円(20人以上の団体…240円)
※中学生以下、65歳以上、妊婦、障害者手帳(ミライロID可)をお持ちの方は無料
※国際芸術祭現代美術展のチケットで入場可
[関連事業]
●ギャラリートーク(学芸員による作品解説)
日時:11月2日(日)午後1時30分~1時間程度
場所:美術館展示室※事前申込不要、要入館料
問合せ:市文化振興財団
【電話】84-1093
●北川民次アトリエ特別公開
日時:11月8日(土)午前10時~午後3時
場所:安戸町23(近くに無料臨時駐車場あり)
※事前申込不要
※建物内には入れませんが、民次が制作に使用したパレットや筆、イーゼルなどを窓からご覧いただけます。
●昭和の記憶を辿るまち歩き
今回の出品作品を手がかりに、当時の風景を現在のまち並みと見比べながら散策します。
日時:11月16日(日)午前10時~2時間程度
集合場所:瀬戸蔵1階アトリウム集合(パルティせと解散)
定員:15人(先着)
申込方法:9月17日(水)午前10時から電話で申込み
講師:元瀬戸蔵ミュージアム館長 武藤忠司氏
※要事前申込
■愛知県指定文化財に指定
名称:有線七宝
種別:無形文化財(工芸美術)
保持者:柴田明氏(瀬戸市在住)
市指定文化財の「有線七宝(保持者:柴田明氏)」が8月5日(火)に愛知県指定文化財に指定されました。
七宝は金属製の素地に釉薬を焼き付ける工芸の技術で、その製品は七宝焼と呼ばれ、今日につながる七宝は江戸時代後期に尾張国で考案された尾張七宝に始まります。
伝統工芸系の第一人者である柴田氏は、有線七宝を中心とした伝統的な尾張七宝技術を継承しつつ、芸術性の高い作品づくりを展開しています。
▽有線七宝とは
薄いテープ状の金属板によって模様の輪郭を区切る「植線(しょくせん)」を行い、釉薬を盛って焼成する技法
問合せ:文化課(文化センター2階)
【電話】84-1740