- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : 広報せと 令和7年11月号
ID:39390
■阪神淡路大震災から30年…大災害が発生したとき、もっとも人の命を救うのは地域の力です。
東日本大震災、能登半島地震など、大災害が発生した際、行政による助け「公助」は行き届きにくくなる可能性があります。そんな時、近所や自治会、消防団などの地域による助け「共助」が重要になってきます。
30年前に発生した阪神淡路大震災では、倒壊した家屋などのがれきの下に埋まっていた要救助者約35,000人のうち、8割近くの約27,000人がご家族や近所の住民によって助け出されたと言われています。
令和6年8月に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されましたが、今後30年以内の発生確率が最も高いとされる南海トラフ地震が発生した場合、瀬戸市では最大震度6弱が観測されると予想されています。
ライフラインは停止し、物資は手に入らない…そんな大災害に立ち向かうためには、日頃から顔の見える隣近所での助け合いが欠かせません。
11月16日(日)に各連区で行われる地域防災訓練に参加し、地域の力「共助」を充実させましょう。
■せと市民総合総ぐるみ防災訓練の仕組み
○[自助]おうち防災訓練
・シェイクアウト訓練や二次災害の防止など、災害時の行動を確認します。
・非常持出品や備蓄品の中身の確認を行います。
・ハザードマップで避難先や避難ルートの確認を行います。
※詳細は次のページで
○[共助]地域防災訓練
・町内会や組単位で、安否札を用いた安否確認訓練を行います。
・連区ごとに、消防団や自警団などと連携し、避難所開設・運営訓練などの地域防災訓練を行います。
(訓練内容は連区ごとに異なります。)
○[公助]災害対策本部運営訓練
・市役所内に災害対策本部を設置し、地域や関係機関などと連携しながら、災害時の動きを訓練します。
問合せ:防災安全課(市役所4階)
【電話】88-2600
