くらし 久世市政2期目スタート

■「住む人」「働く人」「訪れる人」すべての方から選ばれるまち 半田市の実現に向けて
◯就任あいさつ
先般執行されました市長選挙におきまして、市民のみなさまから温かいご信任を賜り、引き続き半田市政の舵取りを担わせていただくこととなりました。その責任の重さをあらためて胸に刻み、これからの4年間、みなさまのご期待に誠実に応えられるよう、初心を忘れず、新たな決意と情熱をもって、市政運営に全身全霊で臨んでまいります。
1期目の4年間は、「幸せを実感できる、活気あふれる半田市」を目指し、コロナ禍という未曾有の困難に直面しながらも、未来への土台づくりに力を注いできました。市民のみなさまの声に耳を傾けながら、対話を重ね、着実に前進できたという実感があります。
2期目となるこれからは、『「住む人」「働く人」「訪れる人」すべての方から選ばれるまち・半田市の実現』に向けて、新たな挑戦を重ねてまいります。人口減少社会という大きな転換期にある今こそ、子どもから若者、ミドル世代、シニア世代まで、世代や立場を越えて人が集い、支え合い、つながりの輪が広がる――そんな半田らしい「まちの力」をみなさまとともに育んでいくときです。半田市、知多半島、全国や世界から集まる人々が、「創造・連携・実践センター(コココリン)」などで出会い、つながり、新たな力が生まれる。その力をまちの未来に活かしていくことが、これからの成長の鍵になると確信しています。私は今後も、市民のみなさまの想いや取組をしっかりと受け止め、ともに歩み、半田市を前に進めてまいります。
こうした方針のもと、まちの未来をともにつくる取組と、日々の暮らしを支える施策の両面に、引き続き力を注いでまいります。その一例として、「はたらく親を応援するまち」の推進をさらに加速させるとともに、地域交通の整備や公共施設の再編を通じて、誰もが暮らしやすい、持続可能な都市基盤の構築を進めてまいります。また、道の駅の整備や名鉄の高架化といった、将来を見据えたプロジェクトにも果敢に挑戦していきます。
市民のみなさまとともに歩み、対話を重ねながら、よりよい半田市を築いていくこと――それが、私の変わらぬ信念です。今後とも、みなさまのお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

半田市長 久世孝宏