くらし 【特集】第16回豊川市市民意識調査 まちの声 2025(1)

市民の皆さんの意見や要望を幅広く正確にとらえ、市民参加の市政を進めるために、第16回豊川市市民意識調査」を実施しました。今回の特集では、この市民意識調査の結果についてお知らせします。詳しいことは、秘書課(【電話】0533-89-2121)へお問い合わせください。なお、性別、年齢別、小学校区別、居住年数別など、詳細な分析結果は市ホームページでご覧いただけます。

■調査の概要
調査期間:4月28日から5月16日まで
調査対象:市内に在住の18歳以上の方(5000人を無作為抽出)
調査方法:郵送による調査票の配布、郵送回答、またはWeb回答
回答数:2635人(回答率52.8パーセント)
(注記)数値は、少数点第2位を四捨五入しているため、合計が100.0パーセントにならない場合があります。

《回答者の年齢構成》
10代(18・19歳) 1.6パーセン
20代 8.0パーセント
30代 11.7パーセント
40代 16.5パーセント
50代 20.9パーセント
60代 18.7パーセント
70代以上 21.2パーセント
無回答 1.4パーセント

■住みよさ・市政の満足度と重要度
市の住みよさについて、「住みよい」と「どちらかといえば住みよい」という回答を合わせると、72.4パーセントでした。一方、「どちらかといえば住みにくい」と「住みにくい」という回答を合わせると、3.6パーセントでした。

《住みよさ》
住みよい 32.4パーセント
どちらかといえば住みよい 40.0パーセント
どちらかといえば住みにくい 2.7パーセント
住みにくい 0.9パーセント
わからない 2.3パーセント
無回答 21.8パーセント

◆市政の満足度と重要度
市政に関して、「安全・安心」「子ども・若者」「健康・福祉」「建設・整備」「教育・文化」「産業・雇用」「地域・行政」の7分野、49項目の「満足度」と「重要度」について、下記のとおり5段階で評価していただきました。
・非常に重要、満足:+2
・やや重要、まあ満足:+1
・さほど重要じゃない、やや不満:-1
・重要でない、不満:評価点-2
・わからない:評価点0
・まあ満足やや不満不満わからない

◇市政の満足度
市政における満足度については、44項目がプラスとなっており、「水道水の安全・安定供給」「緑・自然の豊かさ」「ごみ処理対策」「生活における衛生環境」「日用品などの買い物の利便性」が高くなっています。一方で、「歩行者にとっての道路の安全性」「公共交通機関の利便性」「道路の整備状況」「中心市街地の活性化」「観光の振興」が低くなっています。

◇市政の重要度
市政における重要度については、全項目において、プラスとなっています。項目別に見ると、「地震などに対する防災対策」の重要度が最も高くなっており、「救急体制」「水道水の安全・安定供給」「歩行者にとっての道路の安全性」「防犯対策」「医療環境」の順となっています。このうち5項目は「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野が特に重要視されていることがうかがえます。

◇市政の優先度
優先度は、今後の施策の強化が望まれていることを表すもので、満足度が低く重要度の高い項目ほど高い値を示します。優先度の高い5項目のうち、「歩行者にとっての道路の安全性」「地震などに対する防災対策」「防犯対策」「交通安全対策」は、「安全・安心」分野の項目となっているため、この分野の施策の強化が望まれていることがうかがえます。

《満足度ワースト5》
・歩行者にとっての道路の安全性(-0.25)
・公共交通機関の利便性(-0.09)
・道路の整備状況(-0.06)
・中心市街地の活性化(-0.02)
・観光の振興(-0.02)

《重要度トップ5》
・地震などに対する防災対策(1.56)
・救急体制(1.49)
・水道水の安全・安定供給(1.49)
・歩行者にとっての道路の安全性(1.46)
・防犯対策(1.46)
・医療環境(1.46)

《優先度トップ5》
・歩行者にとっての道路の安全性(1.71) 満足度:-0.25、重要度:1.46
・地震などに対する防災対策(1.53) 満足度:0.03、重要度1.56
・防犯対策(1.45) 満足度:0.01、重要度1.46
・道路の整備状況(1.25) 満足度-0.06、重要度1.19
・交通安全対策(1.24) 満足度0.17、重要度1.4
(注記)優先度は、「重要度-満足度」で算出し、値が大きいものを優先度が高いと評価しています。