くらし 【特集】第16回豊川市市民意識調査 まちの声 2025(2)

◆分野別に見た満足度と重要度の評価点の傾向
《安全・安心》
満足度は「水道水の安全・安定供給」で高く、「歩行者にとっての道路の安全性」で低くなっている。重要度は「地震などに対する防災対策」で高くなっている。

《子ども・若者》
満足度はすべての項目でプラスの評価となっている。重要度は「子どもを生み、育てる環境」で高くなっている。

《健康・福祉》
満足度は「健康づくり」で高く、「経済的な自立支援」で低くなっている。重要度は「医療環境」で高くなっている。

《建設・整備》
満足度は「緑・自然の豊かさ」で高く、「公共交通機関の利便性」で低くなっている。重要度は「道路の整備状況」で高くなっている。

《教育・文化》
満足度はすべての項目でプラスの評価となっている。重要度は「学校の指導や取り組み」で高くなっている。

《産業・雇用》
満足度は「日用品などの買い物の利便性」で高く、「中心市街地の活性化」、「観光の振興」で低くなっている。重要度は「日用品などの買い物の利便性」で高くなっている。

《地域・行政》
満足度は「地域のつきあいや人間関係」で高く、「行政のデジタル化」で低くなっている。重要度は「道路、橋などの適正な維持管理」で高くなっている。

■分野別の結果
(注記)「安全・安心」「子ども・若者」「健康・福祉」「建設・整備」「産業・雇用」については、上位10項目だけを掲載しています。

◆安全・安心
ここでは、優先度の高い「地震などに対する防災対策」と「交通安全対策」「防犯対策」にかかる調査の結果をお知らせします。

◇質問:日ごろの地震に備えて行っている対策(複数選択可)
1.非常用食糧や飲料水の用意 67.2パーセント
2.懐中電灯、携帯ラジオの用意 63.1パーセント
3.家具類の転倒防止 39.2パーセント
4.避難場所、避難経路の確認 33.0パーセント
5.非常時の家族との連絡方法、集合場所の確認 30.1パーセント
6.貴重品など非常持出品の確認 26.6パーセント
7.救急医薬品の用意 26.0パーセント
8.棚の上の物が落ちないように整理 23.2パーセント
9.消火器など消火器具の用意 19.8パーセント
10.窓ガラスの飛散防止 10.5パーセント

◇質問:交通安全・防犯対策について行政へ期待すること(3つまで選択)
1.連区・町内会による防犯カメラの設置に対する支援 58.9パーセント
2.連区・町内会による防犯灯の設置に対する支援 46.8パーセント
3.高齢者の運転免許証自主返納への支援 46.3パーセント
4.防犯ボランティア活動(子どもの見守り)などに対する支援 37.5パーセント
5.青色パトロール車による防犯パトロール 23.6パーセント
6.ボランティアとして交通安全活動を行う交通安全指導隊への支援 16.1パーセント
7.各小学校区1人ずつの交通指導員の配置 12.6パーセント
8.交通安全を学べるイベントの開催 11.0パーセント
9.各校区の安全なまちづくり推進協議会への支援 11.0パーセント
10.防犯にかかる啓発活動、講座開催、防犯グッズ紹介 9.8パーセント

◆子ども・若者
「子育て環境の充実について行政が取り組むべきこと」についての結果をお知らせします。

◇質問:子育て環境の充実のために行政が取り組むべきこと(3つまで選択)
1.子育てに掛かる費用負担を減らす 53.9パーセント
2.子どもの防犯・安全対策を充実する 33.2パーセント
3.児童虐待やヤングケアラー、非行・犯罪の未然防止、早期対応などの支援対策を充実する 22.6パーセント
4.出産・育児後の職場復帰や職場確保を支援する 22.4パーセント
5.育児休暇取得の促進など子育てしやすい職場環境をつくる働き掛けをする 20.2パーセント
6.放課後児童クラブなどの放課後児童対策を充実する 20.1パーセント
7.児童館など子ども連れで出掛けやすい場所を整備する 18.3パーセント
8.未就学児の保育サービスを充実する 16.5パーセント
9.学習支援など子どもの貧困対策を充実する 15.7パーセント
10.障害児に対する制度を充実する 10.3パーセント