くらし こちら消防署119番 第236回

■救急車の適正利用
市の令和6年1年間の救急出動件数は、3,620件でした。前年と比較すると出動件数は15件減少していますが、依然として救急搬送の必要性が低い出動(軽症)が半数近くを占めています。

◇令和6年救急出動件数 3,620件

救急車は限られた資源です。市内の救急車がすべて出動中の場合、近隣の消防本部が応援出動することになります。現場到着までの時間が長くなり、これにより救命率の低下を招いてしまうケースもあります。

皆さんは、救急の要請を必要とする時は、どのような場合を思い浮かべますか?
◇救急車が必要な傷病者の症状
・胸が激しく痛む
・突然の頭痛
・交通事故(強い衝撃を受けた)
・意識がない
このような場合は緊急性が高いため直ちに救急要請してください。

◇救急車の誤った利用例
・手足を擦りむいた
・入院予定のため病院へ行きたい
・救急車だと優先的に診てもらえる
・診察可能な病院が分からない
このような場合はタクシーなどを利用して病院へ行きましょう。

夜間や祝日等で、どこの病院に行けばいいのかわからない場合は、24時間対応の愛知県救急医療情報センター(【電話】26-1133)にお問い合わせください。症状に応じた病院の案内が受けられます。

問合:消防本部救急G
【電話】23-0119
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