- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県小牧市
- 広報紙名 : 広報こまき 令和7年5月号
市民レポーターの皆さんが、市内のさまざまな場所に出かけて、市民ならではの視点から小牧の魅力や身近な話題について取材した様子を、毎月紹介していくコーナーです!
■REPORT 256
◆「庭のある暮らし」って家が楽しくなる暮らし
庭とガーデンハウスが配される「庭のある暮らし」が体感できる展示場『マテリバ』。どんなことができるのか、担当の河村和将さんに会って、話を聞いてきました。
「庭付き一戸建て」という言葉が流行った時代がありましたが、マテリバでは「家付きの庭に住もう」というユニークな発想から、「庭のある暮らし方」をいろいろ提案しています。
「緑は、心と精神の癒しになり、水のせせらぎは「ゆらぎ」と呼ばれるリラックス効果があります」と話すのは、河村さん。
▽見ごたえあり!
展示場の中には、ガーデンハウスが2棟あります。緑に囲まれた空間の中に最小限のスペースで効率的に作られたキッチンやリビング、ベッドルームなどそれぞれが単独で建っています。常に自然を感じながら過ごすことができる新しいスタイルの日常だけでなく、庭に置く「離れ」や大自然の中のセカンドハウス、小さなお店など、庭や自然と共存する自分だけのとっておきの空間を提案しています。
他にも、日本庭園を初め、さまざまな植栽、竹林、竹垣、敷石、石積み、家庭菜園エリアなど庭づくりのヒントになるものが実際に見られるよう作られていて、どこを見ても参考になることばかり。
さらに、日本庭園や、イングリッシュガーデンなど作りたい庭に精通した造園家を紹介してもらうこともできます。また、資材を購入してDIYに挑戦したり、隣接する造園資材館を見学したりすることも可能です(購入も可)。
▽家と緑が生かし合う
庭木を植えれば、伸びた木を切らないといけないし、庭を作ると雑草が生えるし…と言われ、家の回りをコンクリート仕様にしてしまう人が増えているそうです。
河村さんは「ヨーロッパでは、マンションでもベランダで緑を植えているところを多く見かけます。ちょっとした工夫で緑や自然と共存できると思うので、ぜひ、ヒントを探しにきてもらえればと思います。家の回りに緑が増えるとSDGsへの取組にもなります」と話します。
マテリバでは、造園のプロを招き、庭づくりや土づくり、石積みなどさまざまなセミナー、ワークショップを開催し、魅力を発信しています。
◆編集後記 みくる
造園というと難しく感じるけど、ここに来てみて、緑や自然(=庭)と家との共存って、意外に身近で、簡単なことだなぁと思いました。今、自分が住んでいる場所で、何かできないかココに行くと分かるかもしれませんね。
◇今回の取材先
人が庭でつながるプラットフォーム
マテリバ
場所:小牧原新田1613
【電話】39-6100
営業時間:10時〜16時
休み:第1、3、5土曜日、日曜日
【HP】https://materiba.com
・ホームページ
・イベント情報、予約はこちら
※本紙16ページの二次元コードをご参照ください。
■REPORT 257
◆ヘルスラボ・こまきで自分に合った健康づくりを発見!!
健康習慣化サポート施設として、今年1月にラピオ5階にオープンした「ヘルスラボ・こまき」。スタッフで管理栄養士の中井さんに、どんなことができて、どのように利用できるのかを詳しく聞いてきました。
ヘルスラボ・こまきは、運動したり、鍛えたりするスポーツ施設ではなく、「健康づくり」に取り組むための気づきやきっかけを提案する新しいスタイルの施設です。
▽健康づくりって楽しい!
誰でも利用できる体組成計を使った健康チェックをはじめ、食品サンプルを用いて栄養バランスを確認できる「食育SAT」、60歳以上の人を対象にしたフレイル(※)チェックシステム(要予約)などがあります。
また、管理栄養士や運動トレーナーが常駐しているので、健康相談ができます(じっくり相談したい人は要予約)。
ストレッチポールを使ったストレッチ教室や目に関するストレスケア講習会、腸内環境の話など聞くだけでなく体験もできる多彩な健康教室も随時開催されています(要予約)。
他にも、ジムレベルのトレーニングができるフィットネスツール「BODY BASE」は2週間、歩数と早歩きの時間が分かる活動量計は30日間の無料貸出をしています。
▽まずは、行ってみよう!
自分の今の体の状態をチェックしてみませんか。
食育SAT、体組成計は予約なしでも体験できます(順番に案内)。
左下(本紙17ページ)のインスタグラムを読み込むと、健康教室の情報などが見られます。
ラインからは予約をすることができます(電話でも可)。
・体組成計
・食育SAT
(詳しくは本紙17ページまたはPDF版をご覧ください。)
※フレイルとは、病気ではないけれど、加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能など)が低下した状態をいいます。フレイルの状態であっても自分の状態をチェックし、必要な対策をすることで元の健常な状態に戻る可能性があります。
◆編集後記 ヤンメイ
子どもから高齢者まで、それぞれに合った「健康づくり」が楽しくできることはすごいと思いました。皆さんに気軽に使ってもらいたいですね。
◇今回の取材先
ヘルスラボ・こまき
場所:小牧三丁目555 ラピオ5階
※西側エレベーターが便利です。
【電話】39-5566
開館時間:10時〜18時
休み:毎月第3火曜日とその前日の月曜日
※詳しくは本紙16ページから17ページ、またはPDF版をご覧ください。