くらし 【特集2】女性の声市政に届けます!

1月20日(月)、新城市女性議会を開催しました。
女性議会は、市民の多様な市政への参加の機会の一つとして、毎年開催しています。
今年度は、市内在住の女性3人が登壇し、市政に関する意見や提案、普段抱えている疑問などをそれぞれの立場から発言しました。答弁は議会の一般質問の手順に沿って進められ、参加者からの質問や提案に対して、市長や市幹部職員が答えました。当日の様子、会議録は市ホームページをご覧ください。

■議長あいさつ
山田 友紀子(やまだ ゆきこ)さん

昨年、私も議員として質問させていただきました。市民として、直接疑問や提案をする、このような場があることをとてもすばらしく感じています。
今回3人の質問を伺い、新城に移住された方、今まさに新城で学ばれる方など、新城市のこれからを期待していることを知り、私自身も自分でできる一歩を踏み出していきたいと思いました。

■人口増加のための取組について
渥美弓子(あつみ ゆみこ)さん(新城地区)

質問:私が他市から移住してきたときに、居住先を探すのに非常に苦労しました。
空き家を求める方には、様々な方がいて、探し方も多様です。
入り口が広く移住先を探しやすい移住ポータルサイトになるような工夫やリンクを追加することなどを検討できますか。
答弁:移住ポータルサイトは、令和4年度に開設して以降、随時リニューアルをしています。本市への移住を検討していただいている方が必要とする最低限の情報を簡単に探すことができるように心がけて作成しています。
移住希望者は求めている空き家も様々ですし、探し方も多様です。ご指摘の移住希望者にとって分かりやすく、使いやすいサイトであることが重要ですので、今回いただいた、カテゴリ別の検索などのご意見も参考にさせていただき、より良いサイトになるよう工夫に努めてまいります。

■中心市街地の公共施設の活用について
天野由美子(あまの ゆみこ)さん(千郷地区)

質問:人口減少が進む上で、新城市には公共施設個別施設計画があり、新たな施設に予算をかけることは難しい問題であると思います。
そこで、中心街にあり、市民に広く活用されている新城まちなみ情報センターを活用し、市民が気軽に行けるスポーツジムをつくることが可能かなど、今後の在り方についてお伺いします。
答弁:新城まちなみ情報センターは、今年度、第9期若者議会の提案で、1階のフリースペースを若者が気軽に集い、交流できる場とするために、リノベーションを行いました。2~3階は貸会議室として、また予約がない場合は学生などが自主学習スペースとして利用しています。駅から近く利便性や利用度の高い施設ですので、限られた場所にスポーツジムの設備を設置することは、現実的ではありません。
その一方で、若者に限らず市民の方が利用しやすく、多くの方が気軽に集える場所となるよう、利用者の方をはじめ市民の皆さんの声を聞きながら、より活用しやすい施設となるように引き続き取り組んでまいります。

■芸術文化について
比企見遥(ひき みはる)さん(鳳来中部地区)

質問:私は、ほうらい吹奏楽団に所属して活動しています。
市内の芸術活動者について私が調べたところ、芸術活動者の活動状況について十分な情報があまりありませんでした。
せっかく芸術活動をしているのに、その活動が知られていないという事がとても残念だと感じました。
市はこのような活動をどのように把握されていますか。またその情報を公表していますか。
答弁:新城市若者議会の提案により作成された新城市趣味活サイトでは、芸術活動にかかわらず様々な活動団体を知ることができます。
また、新城市文化協会が発行する「新城文化」や文化協会ホームページには、文化協会に所属する団体の活動状況やイベント情報が紹介されています。
なお、市が把握している情報で各団体の行事などの活動情報については、団体自らの周知や、その行事に対して市の後援を申請する場合は知ることができますが、その他の行事は把握しておらず、市が把握した情報も公表はしていません。

3人からは、「参加が人生の新たな一歩になった」、「活動の輪を広げたい」、「もっと新城のことを知りたい」などの感想がありました。

問合せ:市民自治推進課
【電話】23-7697
ID:299982239