- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県大府市
- 広報紙名 : 広報おおぶ 2025年5月1日号
■3/25 アフリカ・タンザニア・ウスワ村へ 高規格救急自動車の贈呈式
みんなの願い乗せて、発進
市役所で、タンザニアのウスワ村への高規格救急自動車の贈呈式を開催しました。
医療資源が不足するタンザニアの現状を知った大府小学校の児童らが支援を呼び掛け、ライフサポートプロジェクトと市が協力して実現したもの。市の消防車両の更新に合わせて旧車両を贈呈するもので、車両には小学生の公募で選ばれたウスワッチとおぶちゃんのイラストが描かれました。岡村市長は「皆さんの寄付金で輸送されます。この車両が現地の希望となり、活躍してほしい」と話しました。
■3/27 まちなかアート除幕式
新たなまちのアートスポット
バイオリンをテーマにした「まちなかアート」の除幕式を、中央町で行いました。彫刻家の鐵羅佑(てつらゆう)さんが制作し、演奏の動きと弦、吹き抜ける風がイメージされた『SunLight Under Rain』は、「まち」「大府に住む人たち」「大府に関わる人たち」を表す3つの曲線が交わるもの。
鐵羅さんは「新たな出会いの誕生を願いながら制作しました。日常に溶け込み、楽しんでもらえるとうれしいです」と完成を喜びました。
■3/31 愛三文化会館を公設福祉避難所に
いざというときにも安心
愛三文化会館の改修工事が完了し、11の宿泊室全てに風呂・トイレを完備しました。車いすに乗ったまま出入りできる介助シャワーブースも新設しました。
4月から、同会館を市で初の公設福祉避難所として運用開始し、介護や障がいなどの理由により、災害時の避難所生活に特別な配慮を要する方が、災害時にも安心して生活できる体制を整備しました。
■4/12 モルック大会 狙うはぴったり50点
横根多目的グラウンドで、年齢などにかかわらず楽しめるフィンランド発祥のスポーツ「モルック」の大会を初開催し、30組約100人が参加しました。
モルックという棒を投げてピンを倒し、50点ぴったりを狙うというシンプルなスポーツですが、倒した本数やピンに書かれた数字で得点が変わるので、チームの協力が必要。会場では、放たれたモルックの行方に歓声が上がり、参加者らは「家族で協力しながら戦えてとても楽しかった」「簡単なのに奥が深くて楽しいスポーツ」と笑顔を見せていました。
■4/4 土性沙羅さんが至学館大学コーチに
おかえりなさい、土性さん
リオデジャネイロ五輪金メダリストで、レスリング選手として活躍した土性沙羅さんが、母校である至学館大学で学外コーチに就任し、岡村市長を表敬訪問しました。
土性さんは、選手経験のほか三重県松坂市職員としての経験を糧に、五輪で活躍する選手を育成したいと抱負を語りました。
岡村市長は「幅広い経験を生かし、市のスポーツ振興に協力してほしい」と話しました。
■4/4 愛知県ユニセフ協会とこどもの権利に関する包括協定を締結
広がれ こどもどまんなかの輪
市と愛知県ユニセフ協会は、「子どもの権利条約」の正しい理解の促進やSDGsのこどもへの理解普及と参画支援、ユニセフ事業の普及啓発などについて、連携協定を締結しました。日本ユニセフ協会の協定地域組織との包括協定は県内初で、全国でも2例目です。
市では今後、パネル展示や学校への出前講座などで広く理念を伝え、「こどもどまんなかおおぶ」の実現を目指していきます。