くらし 夢キラリ人

■新しい大府のユニット、誕生
知多娘。「大府あかね」役
安江李琉羽(りるは)さん

知多半島地域で若者支援と地域活性を目的としたキャラクター・声優ユニット「知多娘。」。5月25日に行われた、第16期アイドル声優オーディションで、4人の中から「大府あかね」役に市出身の安江李琉羽さんが選ばれました。現在高校1年生で、学校生活と「知多娘。」の活動を両立しています。
幼い頃からミュージカル劇団で活動し、中学2年生からは知多地域の歌劇団にも参加していた安江さん。歌や芝居が大好きで、徐々に声優の仕事に興味を持ち始め、母親の友人からの勧めで、このオーディションへの参加を決意します。
オーディションでは、自己PR・歌・セリフなどを通して、緊張しながらも元気な「大府あかね」を体現し、見事抜てきされます。「大府のまちが大好きなので、いいところをたくさんPRしていきたいです。大府が本当に好きで、オーディションの自己PRでも、気付けば自分のことより、桃山公園や木の山芋など、まちのことをPRしていました」と笑います。「大府あかねの元気はつらつで文武両道にたけたキャラクター設定に、自分らしい色を加えて演じていきたい」と意気込みます。
1次オーディションから立ち会っていた「大府・W(ウェルネス)・桃花」役の佐藤綺乃さんは、安江さんを「大府あかねとも知多娘。プロジェクトとも同い年。明るいキャラクターにぴったりな上、オーディションを通して、本当に大府が好きなんだと感じました。出身も同じで、お互いこのまちが大好き。一緒に『おおぶ推しインフルエンサー』の活動をしていくのが本当に楽しみです」と語ります。
現在は、ライブ活動に向けてのレッスンに励む毎日。安江さんは「ダンスは未経験だったので大変ですが、少しずつできるようになっていくことがうれしい」と前を向きます。佐藤さんも活動を始めた頃はダンスの経験がなく苦労したそうですが、現在はアドバイスをする側になったとほほ笑みます。
「知多娘。」のアイドル声優として、周囲に元気を届け、大好きなまちの良さを伝える活動に心を弾ませる2人。新たな仲間と共に、次の時代の幕が開きます。