くらし 特集 住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち3.0(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県岩倉市
- 広報紙名 : 広報いわくら 2025年4月号
■特集 住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち3.0~「ふれ愛」広がるウェルビーイングなまちづくり~
2月26日(水)、令和7年岩倉市議会第1回定例会で久保田市長が3期目の所信表明を発表しました。今回の特集では、所信表明の内容と令和7年度予算の概要をお伝えします。
◆所信表明(要旨)
3期目の私のマニフェストでは、まちづくりの目標を「住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち3.0」とし、これまでの目標を更にバージョンアップするとともに、新たに副題として『「ふれ愛」広がるウェルビーイングなまちづくり』を掲げました。
ウェルビーイングとは、身体的・精神的・社会的な健康などの要素を総合的に評価した人間の幸福感や充足感を指すものです。本市は、コンパクトであるからこそ、人と人との距離が近く、ふれ愛や絆が生まれやすいという特色があります。そして、人と人との間で生まれたふれ愛や絆が、そこに留まることなく連鎖し、まち全体に広がることで、誰一人取り残されることなく、誰もが幸せを実感できるウェルビーイングなまち「岩倉」の実現に近づいていくものと考えています。
現代社会は、多様な価値観やライフスタイルが交錯する中、止まることのない少子化、地球規模での環境問題、コミュニケーションの希薄化など様々な課題に直面し、私たちのまち、私たち一人一人にも大きな影響を及ぼしています。こうした課題は、自治体単独で解決できるものではありませんが、市民に一番近い基礎自治体としての役割や責任もあると考えています。小さなまちだからと諦めることなく、課題に向き合い、果敢に挑戦してまいります。
◆住むなら岩倉!子育て・健幸・安心なまち3.0 5本柱
(1)こどもを生み育てる喜びを実感できるまち
・子育て家庭に寄り添い、仕事と子育ての両立ができる環境を整備
・子育て支援センターの支援機能の拡充
・放課後に加え、朝時間追加と内容充実でこどもたちの居場所の拡大
・ふるさといわくら応援寄附金を活用した質の高い学校給食の提供
・小学校のトイレを早期に改修
(2)五条川そして地域に笑顔があふれるまち
・(仮称)にぎわい広場の整備に向けた構想の具体化
・幼川橋まで健幸ロードを延伸し、将来的には、更に南部地域までの延伸も検討
・区の役員など担い手の役割の見直しを含めた新しい地域づくり
・文化・スポーツの振興を通じた生きがいや居場所づくり
(3)すべての市民が健やかに安心して暮らせるまち
・健康寿命の延伸に向けた継続的な取組と、地域全体での健幸づくり
・地域交通の充実に向けた、さまざまな可能性の検討
・安全・安心のため防災・防犯対策を強化
・誰一人取り残さないきめ細かな福祉行政
(4)地球にやさしいきれいなまち
・地球温暖化対策実行計画に基づく取組の強化による「ゼロカーボンシティ」の実現
・資源の有効活用と環境負荷軽減のためのごみを発生させない取組やリサイクル率の向上の推進
・ごみ集積場所、道路、公園など公共の場所の美化と新たなクリーンアッププロジェクトの検討
(5)持続可能なまち
・SDGsの理念に基づき、社会的課題の解決と経済活動の両立を図る
・名神高速道路尾張一宮パーキングエリアへのスマートインターチェンジの整備による尾張北西部地域の経済の活性化
・商工業の振興による雇用の拡大
・地域資源を活用した農業の活性化
・施策や事業の見直しによる、効率的かつ効果的で社会や経済の変化に即した行財政運営
◆予算の概要
令和7年度当初予算:325億8,730万円(前年度比+8.2%)
※端数処理(四捨五入等)により、合計が合わないことがあります。
▽一般会計歳入 199億2,000万円 前年度比+12.9%
▽一般会計歳出 199億2,000万円 前年度比+12.9%
性質別歳出
目的別歳出
◆特別会計の予算
国民健康保険 42億588万3千円 ー0.7%
土地取得 210万4千円 177.2%
介護保険 39億7,094万2千円 2.7%
後期高齢者医療 10億8,318万6千円 17.9%
合計 92億6,211万5千円 2.7%
◆企業会計の予算
上水道事業 11億6,079万9千円 ー8.0%
公共下水道事業 22億4,439万円 2.5%
合計 34億518万9千円 ー1.3%
予算の詳しい内容は市ホームページをご覧ください。
※二次元コードは、本紙をご覧ください。