- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県弥富市
- 広報紙名 : 広報やとみ 令和7年11月号
■がん検診
ID:1005986
●集団検診(バス検診)
保健センターおよび検診バスにて集団検診を実施します。一度に複数の検診を同時に受けることができます。
申し込み方法:〈電話・窓口予約〉平日午前8時30分~午後5時
申込期間:各検診日の10日前まで(土・日曜日、祝日を除く)
※ただし定員に達した場合は、申込期間内でも申し込みを締め切ります。
日程:料金や注意事項は、広報やとみ6月号や市ホームページなどでご確認ください。
お詫びと訂正:10月号掲載の下の表中11月15日(土)の項目に誤りがありました。正しくは以下の通りです。

○:空きあり
△:残りわずか
×:満員
※1:協会けんぽ愛知支部(被扶養者)の特定健診と市のがん検診を同時に受診できます。
申し込み方法など詳細は、協会けんぽからの案内をご覧ください。
■子ども及び妊婦インフルエンザ予防接種費用助成について
弥富市指定医療機関におけるインフルエンザ予防接種に係る費用の一部を助成しています。接種期間は令和8年1月31日(土)までです。詳しくは広報やとみ10月号もしくは弥富市公式ホームページでご確認ください。
■高齢者インフルエンザ予防接種・コロナウイルス予防接種について
高齢者インフルエンザ予防接種・コロナウイルス予防接種を実施しています。各戸配布しました「高齢者インフルエンザ予防接種を受ける方へおよび高齢者コロナ予防接種を受ける方へ」をよくお読みの上、接種してください。

■健康増進コラム
◇11月は乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間です
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気です。12月以降の冬期に発生しやすいといわれています。
▽SIDSの発症率を低くする3つのポイント
・1歳になるまで就寝時はあおむけに寝かせましょう。
・できるだけ母乳で育てましょう。
・発症の危険因子であるたばこをやめましょう。
▽SIDSの他にも事故予防を!
睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因は、窒息などによる事故もあります。
・敷布団や枕は赤ちゃん用の固めのものを、掛け布団は軽いものを使い、鼻や口がふさがれないように。
・ベビーベッドに寝かせ、柵は常に上げて転落防止を。
・寝返りするようになったら、首に巻きつくもの(タオルやよだれかけ)、ぬいぐるみなどにご注意を。
■歯と口の健康講座 11月号 その519
◇いつまでもおいしく食べるために~歯の定期検診が将来の健康を守ります~
皆さんは「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存知でしょうか?これは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という、日本の厚生労働省と日本歯科医師会が推進する健康づくりの運動です。人間の歯は親知らずを除くと28本あり、そのうち20本以上歯があれば、ほとんどの食事を不自由なく楽しめるとされています。しかし、現実には高齢になるにつれ歯を失う方が多く、食事の楽しみだけでなく、全身の健康にも影響を与えます。
実際、日本の80歳の平均残存歯数は令和4年の厚生労働省調査ベースで約17本。一方、予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、80歳でも平均20本以上の歯が残っているというデータがあります。この違いの大きな要因は「歯の定期検診」にあります。スウェーデンでは国民の約9割が定期的に歯科を受診していますが、日本では約半数にとどまっているのが現状です。むし歯や歯周病は初期には痛みなどの自覚症状が出にくいため、気づかないうちに進行してしまうことも。だからこそ、「悪くなる前に予防する」ことが何よりも大切です。
定期検診では、歯科医師や歯科衛生士がお口の状態を確認し、必要に応じて歯石除去やブラッシング指導などを行います。これによりトラブルの早期発見・早期対応ができるだけでなく、歯を守る習慣も身に付けられます。人生100年時代。自分の歯でおいしく食べ、笑顔で過ごす毎日を続けるために、定期的な歯科検診を生活の一部にしてみませんか?ご自身だけでなく、大切なご家族の健康を守る第一歩となるはずです。
(海部歯科医師会)
問合せ:市役所健康推進課(保健センター)
【電話】内線312~317
