くらし 予算のあらまし(1)

■一般会計 99億2,400万円
一般会計の歳入歳出予算の総額は99億2,400万円で、令和6年度と比較し、12億5,600万円、14.5%の増となりました。

予算総額 159億8,039万円(前年度対比7.6%)
・一般会計 99億2,400万円(前年度対比14.5%)
〔特別会計〕
・国民健康保険特別会計 27億1,200万円(前年度対比△0.3%)
・後期高齢者医療特別会計 3億6,580万円(前年度対比2.6%)
・介護保険特別会計 19億2,200万円(前年度対比△2.2%)
〔企業会計〕
・水道事業会計 8億7,149万円(前年度対比△6.9%)
・漁業集落排水事業会計 1億8,510万円(前年度対比△9.3%)
△印は減率を示す

◆歳入
歳入は町が自主的に収入できるお金である「自主財源」と国や県からの補助金であり、町が自主的に収入できない「依存財源」に分けられます。本町では、依存財源の割合が自主財源を上回っており、財政面で厳しい状況にあります。
「自主財源」のうち最も割合の大きい「町税」は、前年度と比較して0.6%の増で計上しました。その内訳は「固定資産税」が最も多くなっています。寄附金はふるさと納税の増額を見込み、前年度と比較し、149.9%の増で計上しました。
また、「依存財源」のうち最も割合の大きい「地方交付税」は地方財政計画をもとに27億円を見込んでいます。

◇歳入の内訳 ( )内は構成比

◇町税の内訳

◇用語の解説
・町税…住民の皆さんが納めた固定資産税や町民税などの税金
・寄附金…住民の皆さんからの寄附やふるさと納税などのお金
・繰入金…積立金等から繰り入れたお金
・諸収入…貸付金の元利収入や学校給食費徴収金などのお金
・地方交付税…国から町の財政力に応じて交付されたお金
・地方消費税交付金…消費税のうち町へ配分されるお金
・国庫・県支出金…国または県から町への補助金や負担金などのお金
・町債…町が特定の事業のために借りたお金

◆歳出
目的別歳出の内訳は「どのような分野に支払うか」という視点によって分類する方法です。「民生費」は、26億2,885万円でもっとも大きな割合を占めており、児童に関わる手当や保育所の運営費、障がいを持つ方への支援、国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の給付費などへの特別会計繰出金が主な内容となっています。
性質別歳出の内訳は、「どのような経費に支払うか」という視点で分類したものです。「補助費」は17億8,021万円で、地区の活動団体の事業や両島に住む方、農林水産業に従事する方などへの補助金や、消防組合・衛生組合など一部事務組合への負担金などが主な内容となっています。

◇目的別歳出の内訳

◇性質別歳出の内訳

◇用語の解説
・民生費…子どもや高齢者、身体に障がいのある方などの支援のために使うお金
・総務費…自治振興、交通安全、選挙などに使うお金
・衛生費…ごみの処理や赤ちゃん・高齢者などの予防接種や検診などに使うお金
・公債費…特定の事業のために借りた長期借入金の元金や利子の返済に使うお金
・教育費…小中学校や公民館、スポーツ振興などに使うお金
・消防費…知多南部消防組合の運営費や消防団の活動などに使うお金
・農林水産業費…農業漁業の振興や漁港の整備などに使うお金
・土木費…道路、河川の整備や公園整備などに使うお金
・人件費…報酬・給料などに使うお金
・補助費…等住民への補助金や消防組合・衛生組合等への負担金などに使うお金
・物件費…公共施設の維持修繕や管理などに使うお金
・扶助費…児童手当や障害を持つ方への支援など社会保障のために使うお金
・投資的事業費…道路・学校・公園など公共施設の改良工事などに使うお金
・繰出金…国民健康保険や介護保険などの特別会計へ支払うお金