くらし 予算のあらまし(2)

■特別会計・企業会計の予算額 60億5,639万円
◇国民健康保険特別会計 27億1,200万円
ほかの医療保険制度に加入していない農・漁業者、自営業者、退職者や無職者の医療保険の給付を行います。

◇後期高齢者医療特別会計 3億6,580万円
75歳(一定の障がいがあるときは65歳)以上の方は、後期高齢者医療制度へ加入します。この医療制度は、愛知県後期高齢者医療広域連合が運営していますが、町では保険料の徴収や窓口業務を行います。

◇介護保険特別会計 19億2,200万円
要介護状態となった方が、能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるように、必要な保健医療サービスおよび福祉サービスに係る給付を行います。

◇水道事業会計 8億7,149万円
安全な水の安定供給を目指して、老朽化した水道施設の整備に取り組みます。
(本年度の主な事業)
・師崎ポンプ場電気設備改修工事 1,870万円
・岩屋配水区管路耐震化工事 実施設計業務委託 1,066万円
・日間賀島東側配水管新設工事 1,029万円

◇漁業集落排水事業会計 1億8,510万円
日間賀島地区における住民の生活環境改善、漁港および周辺水域の水質保全を目的に、汚水処理施設である漁業集落排水施設の適正な維持管理を行います。

◆令和7年度一般会計予算を年収500万円の家計に例えてみました
◇収入500万円の内訳
・給料・パート収入諸手当 330万円
税金や公共施設を使ったときに支払う利用料など
・親からの仕送り 124万円
国や県からもらえる補助金など
・借金 6万円
銀行などから借りる町債
・貯金の取り崩し 40万円
これまで貯めてきた基金の取り崩し

収入は、給料だけではお金が足らず、親からの仕送り(国庫支出金など)や借金(町債)を活用することがどうしても必要だよ。

◇支出500万円の内訳
・食費 98万円
職員の人件費
・自宅・車の修理・増改築その他 79万円
公共施設の修繕や道路・漁港の建設工事など
・子への仕送り 122万円
地区などへの補助金や衛生組合・消防組合への分担金など
・医療費 49万円
児童・高齢者・生活困窮者などに対するサービス
・借金の返済 38万円
これまでに借りた地方債の返済
・生活費 113万円
公共施設の維持管理のための費用
・貯金の積み立て 1万円
余ったお金の貯金

支出は、昨年度に比べてふるさと納税の寄附額増加に対する委託料により生活費の割合が増えたよ。