くらし 令和7年度 南知多町 施政方針
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県南知多町
- 広報紙名 : 広報みなみちた 2025年4月1日号 No.1075
■変化を恐れず挑み続ける
南知多町長 石黒和彦
◇施政方針
令和7年度予算編成は、(1)住民サービスの水準維持に配慮し、持続可能な行財政運営を実現するため、真に必要な施策に予算が重点配分されるべく、一層の効率化を図る(2)人口減少・少子高齢化に対応した公共施設の在り方を大胆に見直すとともに、官業を民間に開放し、民間のノウハウや資金を活用するなど、柔軟に対応する(3)歳出の抑制に向け、知恵と工夫をこらし、常に最小の経費で最大の効果を上げるよう努め、職員ひとりひとりがコスト意識を持って取り組む、の3つでございます。
慣例にとらわれず、知恵を出し合い検討・査定を重ねた結果、真に必要な事業に重点的に予算配分ができました。
7年度に実施する事業内容を、第7次総合計画の「3つの重点政策」に沿って説明します。
◇産業の活性化と雇用の確保
なかでも「ふるさと南知多応援寄附金取扱事業」「ふるさと産品支援事業」は、全国各地に本町の魅力発信と地場産業の振興、地域活性化を図る重要な施策です。事業者支援と返礼品開発により一層力を入れ地場産業の振興と活性化を加速します。
観光においては、師崎観光センターと立体駐車場が竣工します。町民や観光客がより利用しやすく愛される「地域の羅針盤となる場所」を目指します。また、「〝すべての人と海と地域をつなぐ〞場所(スポット)づくり」をコンセプトに「内海観光センター整備事業」を進めます。
農業では、有害鳥獣被害防止対策事業、水田給水ポンプ等燃料費助成事業、地産地消給食補助事業、農地集積補助事業の4つの新規補助事業に取り組みます。地元の農家を支援することで農業振興に力を入れます。
◇子育て支援と教育の充実
南知多町の宝であり、未来を担う子ども達が健やかに成長できるよう取り組むものであります。
南知多中学校の空調および照明設備の整備篠島中学校の外壁屋上防水大改修工事を行い、中学校の教育環境改善を進めます。
放課後児童クラブにおいて、保護者が昼間家庭にいない小学生の放課後の生活・遊びの場を提供していきます。令和7年度は、夏休み等の利用希望者の受け入れを増やすため、支援員の増員や空調設置など体制整備を進めます。
◇定住支援
防災設備強化を図るため、消防団第1分団の詰所車庫を町民会館敷地に新築し、詰所機能を移転します。また、利用者サービスの向上と効率的な運営を進めている小桝緑地の駐車場を整備し、さらなる利便性と魅力の向上に努めます。
これらの事業を推進・継続していくには、持続可能な財政基盤の構築が必要不可欠であります。
これまで以上の行財政改革を進め、徹底的に無駄をなくし、事業の重要性・必要性を鑑み、優先順位をつけながら着実に必要な事業を展開してまいります。
『絆・選ばれる理由があるまち』を皆さまとともに作り上げられるよう全職員一丸となって取り組んでいきます。
※一部抜粋
■第7次総合計画 3つの重点政策
令和7年度の予算のポイント、南知多町が目指す将来イメージやそれを実現するための重点政策を紹介します。
◆産業の活性化と雇用の確保
ふるさと納税制度を通して町の特産品・観光資源を全国へ発信し、地場産業の振興と活性化を進めます。
◇ふるさと納税事業者支援、返礼品の開発
新たに返礼品を開発する事業者の方や、既存の返礼品を充実させる事業者の支援を強化し、地場産業の活性化、町の魅力向上を図ります。
◆子育て支援と教育の充実
子育て世帯の不安や不満を緩和し、地域ぐるみで子育て世代を支援する、豊かな自然環境など地域資源を生かした子育て環境づくりを目指します。
◇中学校整備
子ども達が健やかに学べる教育環境の整備を進めます。
◇放課後児童クラブの充実
放課後児童クラブの支援員の増員を行い、夏休み等の受け入れ態勢整備を強化します。
◆定住支援
町民や移住希望者が住み続けたいと思えるような、住居・インフラ・生活環境・コミュニティ等、安心して暮らせるまちづくりを目指します。
◇港湾施設整備
小桝緑地の駐車場を整備し、さらなる利便性と魅力向上を図ります。
◇消防団詰所の新築
消防団第1分団の詰所車庫を町民会館敷地に新築、詰所機能を移転し、防災力を強化します。
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