- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県
- 広報紙名 : 県政だより みえ 令和7年7月号
三重県動物愛護推進センター あすまいる
・犬・猫の譲渡情報やイベント情報などを発信しています!
Instagram:@MIEKEN.ASMILE
■「ペットの災害対策」の普及啓発に取り組んでいます!
県では、地震や豪雨などに備え、ペットの避難体制づくりを進めています。災害時に、大切なペットを守れるのは飼い主の皆さんです。いざという時に備えて、日頃からの準備を心がけましょう。
●飼い主の皆さんに、日頃から備えてほしいこと
▽住まいの災害対策
・住まいや飼育場所の安全確保(家の耐震化、家具の転倒防止など)
▽ペットのしつけ
・避難所で吠えない、「おすわり」「待て」など最低限のしつけ
・普段からケージに慣らす訓練(寝床の代わりにするなど)
▽家族での話し合い
・ペットも避難できる避難場所の確認
・緊急時のペットの預け先の確保、近所や飼い主仲間との申し合わせ
▽防災用品の準備
・フード、水、常備薬、トイレシートなどの準備
▽ペットの迷子対策
・首輪、迷子札、マイクロチップの装着
・鑑札(かんさつ)※と狂犬病予防注射済票の装着(犬)
※鑑札…犬の登録を証明する標識
▽ぺットの健康管理
・ワクチン接種や寄生虫の駆除
●災害が発生したら
・まずは飼い主自身の安全が最優先。飼い主が無事でなければ、ペットを守れません。安全を確保し、落ち着いて避難準備を行いましょう。
・可能な限り、ペットと一緒に避難しましょう。小型犬や猫はキャリーバッグやケージに入れ、中型犬や大型犬はリードを付けて避難することが基本です。
●避難先での注意点
・避難所には、動物アレルギーの方や動物が苦手な方もいます。普段以上に周囲への配慮を心がけましょう。
・避難所ごとのルールに従い、ペットを適切に管理しましょう。飼い主同士で協力し、「飼い主の会」をつくって助け合うことも効果的です。
■「飼い主のいない猫の減少」に取り組んでいます!
県では、「あすまいる」を拠点として飼い主のいない猫の不妊・去勢手術などの支援を行っています。この取り組みの成果もあり、三重県では令和4年度から令和6年度にかけて、やむを得ず殺処分された猫の数はゼロを達成しました。
▽飼い主のいない猫を減らす「TNR活動」
「TNR活動」とは、ノラ猫を捕獲し(Trap)、不妊・去勢手術を行い(Neuter)、元の場所に戻してReturn)、一代限りの命を見守る活動です。
この活動は、ノラ猫の繁殖を防ぎ、人と猫が共生できるまちをめざす取り組みです。ご理解とご協力をお願いします。
※手術を受けた猫は、目印として耳先をV字にカットします。
▽小さな命を守る「子猫育成サポーター制度」
保健所に引き取られる子猫の多くは離乳前で、生き延びるのが難しい場合があります。
県では、生後2カ月未満の子猫を、ボランティアで一時的に育ててくださる「子猫育成サポーター」の協力を得て、新たな飼い主への譲渡につなげています。
▽クラウドファンディングのお願い
令和7年度目標額:360万円
募集期間:令和7年9月26日(金)まで
「TNR活動」と「子猫育成サポーター制度」にかかる費用の一部について、クラウドファンディングを活用して、寄附の募集を行っています。
皆さんの温かいご支援をよろしくお願いします。
「三重県 令和7年度 手術と育成サポート」検索
問合せ:医療保健部 食品安全課
【電話】059-224-2359【FAX】059-224-2344【E-mail】[email protected]