くらし キラリ★くわな人

第35回MOA美術館全国児童作品展の絵画の部で文部科学大臣賞を受賞した加賀さんと、書写の部で全国子ども会連合会会長賞を受賞した藤島さん。
加賀さんが今回描いたのは「石取祭」。毎年夏休みに石取祭に行くのが楽しみで、全国の人に迫力ある石取ばやしが伝わってほしいと思い描いたそうです。
「絵は描き直すことができないため、失敗しないよう慎重に描き上げた」とのこと。3年生から絵画教室に通い始め、今回初めて受賞をし「初めての受賞にとても驚いたけれど、家族からも褒めてもらえてうれしかった」と笑顔で話してくれました。今後の目標を聞くと「将来画家になるために、今後も絵を描き続けていきたい」と教えてくれました。
藤島さんは、3歳の頃から姉の影響で書道を始め、これまでにもさまざまな賞を受賞し、令和4年5月号の広報くわなでも紹介しました。今回は「地球」という文字を選びました。地球の環境を守れる人になれるように頑張りたいという思いを込め、地球のように線を美しく大きく書くことを意識し、何枚も何枚も書き直して作品を完成させたそうです。
2年生の時は、涙を流しながら練習していたと話してくれましたが、3年経った今「上手く書きたい気持ちがより強くなり、涙よりも汗を流して頑張っている」とのこと。今後は、「毛筆だけでなく、ノートなども丁寧に書くようにしたい」と教えてくれました。

※MOA美術館児童作品展HPで受賞作品をご覧いただけます。