くらし TDK(株)の齋藤社長(鳥羽市出身)が鳥羽商船高等専門学校などを訪問されました

鳥羽市は、年間400万人が訪れる観光地として魅力がたくさんある一方で、2040年には人口が約1万人にまで減少すると予測されています。そのような状況の中でも、誰もが輝き活躍できる「地域共生社会」の実現を目指し、「稼ぐ」「つながる」「最適化」の3つを軸に取り組みを進めています。その一環として、市内外で活躍するかたがたと鳥羽市との交流を目的に、TDK(株)の齋藤社長をはじめとする社員のかたがたが鳥羽市を訪れ、鳥羽商船高等専門学校の学生との交流会を開催しました。

■齋藤昇さんプロフィール
・1966年生まれ
・三重県鳥羽市出身
・89年、同志社大法学部卒業後、TDKに入社
・営業畑を歩み、ドイツや米国などに駐在
・センサー事業のトップを経て、2022年4月から現職

■TDK社×鳥羽商船高等専門学校の交流会and地域課題に関するワークショップを開催
日時:令和7年2月10日(月) 午後1時~3時
場所:鳥羽商船高等専門学校クリエイティブラボ
参加者:
TDK株式会社若手社員 5人
鳥羽商船高等専門学校 情報機械システム工学科学生 30人

(1)オリエンテーション
冒頭に鳥羽商船高等専門学校からは古山校長先生によるあいさつの後、学生らによる現在の高専での取組み紹介が行われました。TDK(株)からは齋藤社長が自ら学生たちに向け、TDK(株)の企業概要について発表されました。
(2)地域課題に関するワークショップ
TDK社員1人と学生6人で1グループとなり、5グループに分かれ、鳥羽市から提示された鳥羽市で起きている地域課題について、TDKの技術を活用し解決できることなどについて各グループで話し合いが進められました。
(3)発表と講評
各グループの代表学生から時間内に議論した内容について発表が行われました。発表後、齋藤社長より講評を頂き、未来を担う学生たちに向け熱い応援メッセージが送られました。

■〔番外編〕齋藤社長が通学された、懐かしの旧鳥羽小学校へ!
齋藤社長が通われた旧鳥羽小学校の校舎を、特別に見学していただきました。
校舎へ向かう坂を上がり、思い出が蘇るにつれて笑顔が溢れ、校舎内へ入って、自身が在籍した6年1組の教室を見学した際には、教室の窓を割ってしまい先生に怒られ、授業中に立たされたことなど、当時の思い出をお話しいただきました。
校舎見学の後には屋上グラウンド(本丸跡)も見学し、懐かしの旧鳥羽小学校を堪能いただきました。
※現在、旧鳥羽小学校の一般公開は行っておりません。

■鳥羽市の現在・未来のあり方について、齋藤社長にインタビューを行いました
世界をリードする総合電子部品メーカーであるTDK(株)の代表を務める齋藤社長の視点から、鳥羽市の魅力やこれからの鳥羽市に必要なこと、未来を担う鳥羽のこどもたちへ向けたメッセージなどを伺いました。

▽インタビュー記事・動画はこちらからご視聴頂けます
・とばびと活躍プロジェクトホームページ(2次元コードは本紙をご覧ください)

◎とばびと活躍プロジェクトについて
鳥羽市が直面する人口減少問題に立ち向かいながら、誰もがいきいきと暮らせる「地域共生社会」の実現を目標に、稼ぐ・つながる・最適化をキーワードにした鳥羽市ならではの地域共生社会を推進するプロジェクトです。

問合せ:企画財政課企画経営室
【電話】25-1101