くらし 市政功労賞・善行賞受賞者

市の公益増進や市政の振興発展に貢献された方にお贈りする市政功労賞と、奉仕活動や善行のあった方にお贈りする善行賞の受賞者が決まりました。市制施行21周年を記念し、11月4日(火)に表彰状を贈呈します。

■市政功労賞
◇内保 博仁さん(内保)
阿山町長、合併後の伊賀市助役、副市長、市長を歴任されました。14年10カ月にわたり、堅実な実行力と豊かな創造力をもってその行政手腕を発揮し、財政基盤の確立や地域の特性を生かしたまちづくりを推進するなど、地方自治の進展に注力し、市の発展に大きく貢献されました。

◇故 森岡 文孝さん(下阿波)
「戦争をさせない三重県1000人委員会」や「いが折り鶴の会」の立ち上げに尽力されました。また、伊賀市在住の被爆者として、被爆体験講話を重ね、世界平和の構築や伊賀市の平和文化の醸成に貢献するなど、学校教育や社会教育の現場で核兵器の廃絶と平和学習に尽力されました。

◇北川 俊一さん(石川)
平成28年から令和7年まで、伊賀北部農業協同組合、伊賀ふるさと農業協同組合の代表理事組合長を務められました。伊賀南部農業協同組合との合併、伊賀市の一体的な農業振興や「伊賀米」、「伊賀牛」、野菜や果物など伊賀産品のブランド確立に尽力され、地域経済の発展にも大いに貢献されました。

◇岩田 佐俊さん(印代)
旧上野市議会議員および伊賀市議会議員として長きにわたり、地方自治の振興発展に尽力されました。上野市総務財政常任委員長、伊賀市議会議長、議会運営委員長、総務常任委員長として、議会の円滑な運営と地域発展に大きく貢献されました。

◇故 角田 康一さん(三田)
上野市収入役、合併後の伊賀市収入役、副市長を歴任されました。8年1カ月にわたり、計画的な行財政運営を行い、情報化を積極的に推進され、効率的で市民が利用しやすい体制づくりを進められました。また、財政の健全化や人事体制の見直しにも取り組まれ、伊賀コリドールロードの完成や、ハイトピア伊賀の竣工(しゅんこう)にも尽力されました。

◇森下 政實さん(上友生)
人権擁護委員として15年の長きにわたり、人権相談・啓発および救済など、各種人権擁護活動に尽力されました。また、保護司を24年、保護司会常務理事を10年以上務められ、保護観察対象者の改善更生と円滑な社会復帰や再犯防止に向けた更生保護事業に関係団体などと取り組むことで多大な功績を収められました。

◇浦山 益郎さん(津市長岡町)
伊賀市都市計画審議会委員、伊賀市土地利用管理手法検討委員会委員長および伊賀市都市マスタープラン策定委員会委員長として長きにわたり、都市形成に関する課題解消の取り組みや、伊賀市の適正な土地利用に関する条例策定に尽力されました。また、職員育成、伊賀市の持続可能な都市計画の推進や知識の普及に大きく貢献されました。

◇谷口 修一さん(西条)
小学校校長を9年、伊賀市教育委員会教育長を5年8カ月務められました。外国籍児童生徒の漢字検定事業、GIGA(ギガ)スクール構想による情報教育、統合型校務支援システムを推進する取り組みなどに尽力されました。また、教職員の働き方改革、不登校支援、学校給食無償化に関わる食育の推進、中学校部活動の地域展開など、コロナ禍の困難な状況下で伊賀市の教育の発展に大きく貢献されました。

■善行賞
◇服部 信子さん(上野丸之内)
平成17年設立のふるさと鉄道保存協会ワフ30037伊賀ワーキンググループのメンバーとして、駅のプランターや立て看板の設置、清掃、花壇整備など駅の環境美化や、利用促進につなげる活動をされています。また、「伊賀鉄道の駅舎を考える会」の代表として、複数の駅舎のペンキ塗りや修繕などのボランティア活動に尽力されています。

◇磯田 智さん(上野忍町)
井筒屋書店あかもん店の周辺、崇広中学校から上野西小学校までの国道両側の歩道や路肩の清掃活動など、25年間環境美化に努められています。この清掃活動は、通学時間の小学生の見守りにもつながっています。