- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県度会町
- 広報紙名 : 広報わたらい 2025(令和7)年8月号
■度会町本気塾 オリジナルパフェを作ろう!
7月9日、町保健センター調理室にて「度会町本気塾」が開催され、25人が参加しました。4回目となる今回は、度会町大野木で焼き菓子店を営む「お菓子のじかんRUCIEN」の協力のもと、オリジナルパフェづくりを体験し、小学校3年生から中学生、南伊勢高校の生徒が交流しました。
参加者は、8班に分かれたあと、まずはパンナコッタづくりに挑戦。火加減に気を付けて生クリームを温め、「おいしくなあれ」と唱えながらゼラチンを混ぜ合わせました。パンナコッタを冷蔵庫で冷やし固めている間に、オリジナルパフェの設計図を考えました。その後、設計図をもとに、自分たちで手作りしたパンナコッタのほか、講師が用意したフルーツやクッキー、アイスクリームなどさまざまなトッピングをパフェに盛り付けて、オリジナルパフェが完成しました。参加した小学校3年生の西井優愛さんは、「パフェを作ったことがなかったので、すごく楽しかったです」と話してくれました。
■度会小中学校 小学校と中学校をつなぐ「9年間の学び」
7月16日、度会小学校にて「度会町小中授業交流公開授業」が町教育委員会事務局の主催により行われました。
町では、1小1中という特色をいかし、小学校から中学校をつなぐ「9年間の学び」を意識した教育を目指しています。この公開授業は、小学校の教員に対して、小学校での学びの定着が中学校での学びにつながっていることを理解し、「9年間の学び」へ視野を広げてもらうことを目的とした取り組みで、昨年度から実施しています。
この日、度会中学校3年B組の生徒が度会小学校を訪れ、数学の授業を受けている様子が小学校の教員に公開されました。授業の内容は、二次方程式を用いて解答を求めるというものです。生徒たちは、与えられた問題について各自で取り組んだあと、班のメンバー同士で意見交換を行い、自分たちの考えについて共有しました。解答がわかった生徒が、つまずいている生徒に対してわかりやすく説明する場面もありました。参加した教員は、生徒の様子やしぐさ、授業者の関わりについて熱心に観察。参観後のアンケートでは「生徒たちが試行錯誤しながら答えに辿り着く姿が見られた」「お互いを認め合い学び合える環境ができている」といった声がありました。
町では、今後も「9年間の学び」を重視した教育を推進していきます。
問合せ:
町教育委員会事務局【電話】62-2422
度会小学校【電話】62-0004
度会中学校【電話】62-0194